9月7日の事例 9月7日(木) 減災につながる一言
防衛隊員の報告は、雨が降る前もさることながら、降っている最中のコメントも貴重な情報になっています。今日の振り返り ■北海道のケース■ 雨中の報告に注目 昨夜から断続的に降っていた道南エリア。雨の降り方だけでなく、周囲の状況を伝える報告が多く届き始めます。
▼北海道の雨の報告
(水色のコメントに注目) 12:29 隊員番号:64500 濃霧です。霧のため車は時々ワイパーが必要。細かい雨が降ったり止んだりという一日になりそう。有効的視界は300mくらいでしょうか。交通事故にご注意を。
|
12:26 隊員番号:106365 白老から苫小牧方向に向かい車で走行中です。白くまっすぐ雨の筋が見えるくらい降ってます。ワイパー全開、隣の車の水しぶきジャンジャン浴びてます!苫小牧駅裏冠水箇所も幾つか確認できました。安全運転します。
|
12:39 隊員番号:63749 三条通りは事故多発地帯があります。微妙なカーブでスリップ事故にご注意。通学路にしてる子供も多く、病院、スーパー、コンビニ、銀行の付近など、信号を渡らない人も普段から多くいます。車の方はライト点灯や減速してるかと思いますが、十分に気をつけて下さい
|
17:11 隊員番号:99627 現在、恵庭市戸磯ですが、ゴォー!と凄い雨の降り方です!雨により、もやっていて視界不良です。道路全体が水溜まりになっています付近の方お気を付けください!
|
それぞれのリポートは雨の降り方だけでなく、その雨によって『どこに』『どのような』影響が起きているのかという状況報告をしている点で共通しています。
■災害情報を共有■たとえ、どんな小さな影響であっても、そこにいる人しか分からない情報は非常に価値があります。 その情報を周囲の人が把握することにより、大きな影響が出る前に対策をすることができます。
これは、9月1日から、実施してきた『減災ウィーク』の中で、紹介されてきた減災カードのコンセプトそのものなんです。 防衛隊の報告は、短期的なゲリラ雷雨だけでなく、中〜長期的に見た、地域全体の防災にもつながる、重要な情報であるといえます。
|