ウェザーニューズ
ゲリラ雷雨事例集
サポーターと一緒に捉えたゲリラ雷雨の事例リスト
9月4日 災害を減らすために

9月4日の事例
9月4日(金)
災害を減らすために
出来る事

今日は、前線と寒気の合わせ技で、西〜東日本の広い範囲でゲリラ雷雨になりました。富山や長野では冠水やヒョウのリポートが届くほど激しい雷雨になったのです。

【本日の振り返り】
富山の雷雨に注目
雨のピーク時間、富山からは、『足首までつかる』などの、大きな水溜りや冠水のリポートが寄せられました。そこから、災害を減らすヒントを探していきたいと思います。

その時の【10分天気予報】をグラフで表してみると
【凡例】ゴォーー ザーザー パラパラ
━赤い線が、一番激しい雨の報告数を示していますが、15時30分から急増し、17時頃にピークを迎えています。
そして、★マークのついているところで、一番激しい雨の報告『ゴォーー』が、『ザーザー』や『パラパラ』の報告数を越えました。

その時の雨量
16時頃の富山の雨雲
富山 36ミリ
アメダスより
└15〜17時の2時間

その時届いた報告
富山県富山市
15:55
隊員番号:6033
『浸水状況:足首まで浸かる
富山県射水市
15:58
隊員番号:65065
『浸水状況:足首まで浸かる
富山県射水市
15:40
隊員番号:33940
『自宅前の側溝は溢れて歩道が冠水してきました。風は南からの風がとても強いです』
上記を並べて考えると、
ゴォー-の雨が
ザーザーを越えると


冠水の被害が心配
という事が言えます。
こういう事実関係を、日々知見として貯めていくことが減災、災害を減らすことにつながります。
今日は大きな災害につながることはありませんでしたが、こうした知見を今後もシッカリ貯めていきたいと思います。

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