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8月2日の事例 8月2日(日) 雷雲が発生しやすい環境
今日は四国〜東北の各地でゲリラ雷雨が発生。今日も近畿の防衛隊に注目します。 【今日の近畿】 朝9時頃までに昨日からの雨はピーク越え。日差しも戻りました。ただし、上空には寒気があったため、午後も油断ならない気象条件でした。そこで、近畿エリアの隊員に監視体制強化メールを送信しました。
※ただし、今回の注目ポイントはこれまでとはチョット違った内容に。これまでは、雷雲のタマゴに注目ということで色や成長具合を報告してもらっていましたが、今回は雲の形に注目。雷雲のタマゴが発生しやすい環境かどうか?を示す、「モニョッとした雲」に注目してもらったのです。 11時30分頃 監視体制強化メール ↓↓↓ モニョッとした雲とは… 【写真で解説】 このミッションを依頼した直後…隊員からはモニョッとした雲の報告が到着。 京都市伏見区 12時05分 隊員No82582 判別するのはとっても難しいのですが…これは、高い雲のモニョを真下から見た時の様子です。この雲が現れると、3〜6時間後に雨が降る可能性が高いと言われています。 実際、その5時間後 ↓↓↓ 「今は黒い雲に覆われています。だんだん暗くなって風も吹いてきたので雨が降りそうです。」
16時57分頃 ゲリラ雷雨メール発射 ↓↓↓ ▼京都市内でゲリラ雷雨発生 17:42 京都市四条堀川 「西の空に黒い雲が見えていたらいきなりの夕立に会いました」
17:19 京都市西京区 「京都市西京区千代原口上空、グレーで覆われて先ほど大粒が降ってきました。」
この通り、今日の近畿エリアの防衛隊は、雷雲のタマゴは勿論のこと、雷雲のタマゴが出来やすい環境かどうか?→その指標となる「モニョッとした雲」を捉えることが出来ました。難易度が高いにも関わらず、モニョッとした雲を見つけた隊員の皆さん。本部でも隊員のチカラとパワーに驚きでした。 とはいえ、今回のミッションは難しかったことは確か…。モニョッとした雲は、本部のメンバーも見極めるのに、時間がかかっています。でも、ずっと空を監視しているうちに、雲の変化が自然とわかるようになるのでご安心ください。 明日からもどうぞ監視を宜しくお願いします。 この他にも、ゲリラ雷雨が発生する時の空の変化には次の特徴があります。写真とともに詳しく解説
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