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7月30日の事例 7月30日(木) 埼玉1,000通超の雷雨リポ
7月30日(木) 〜埼玉の総力結集 1,000通超の雷雨リポ〜 本日の振り返り 今日は、北関東を中心として、雷雲が発生しやすい状態に。これに備え、関東全域で監視体制を強化しました。 ただ、予想外だったのが埼玉県での雷雨です。 【今回のケース】 ≪埼玉≫朝の段階では、雷雨の予想はしていませんでした。
8時頃〜 埼玉の防衛隊員から怪しい雲のリポートが到着、雷雨の可能性が出てきます。 埼玉県 大里郡 「モコモコした雲がいくつもあります。蒸し暑く風は微風です。頭上の雲も白からグレーに変化中」
12時頃〜 降り出しそうな黒っぽい雲が届き始め、雷雨の可能性が更に高まり、ゲリラ雷雨メール発信を検討。 埼玉県 さいたま市 「正午頃から雲が増えて来ました。全ての方角に怪しい雲が見えますが、写真は南の空。雲底がグレーで“いかにも”な感じ。」
13時10分 ウェザーリポートや10分天気予報でも続々と雷雲の接近を知らせる報告が到着。13時30分頃に埼玉県内にゲリラ雷雨メールを発信しました。その10分後…↓ 埼玉県 さいたま市 「現在、大粒な雨が降りだしました」
埼玉県 北葛飾郡 「ゲリラ雷雨メールをもらい慌てて洗濯物込みならが空を見ると…今にも降りそうな雲が近付いてました〜」
▼雷雨はしばらく降り続き、ついに冠水のリポートも 16時20分 埼玉県ふじみ野市 『川越街道西側の文京学院大付近です。道路は冠水雨水が吹き上げて危険通行止めになるかも』
今日もゲリラ雷雨防衛隊からの沢山の報告により、雷雨の可能性をいち早く捉えることができました。
ただし新たな課題もでてきました。 ◆どれくらい雷雨が降り続くのか 雷雨が発生する前に、雷雲の接近を伝えることは、防衛隊の報告を元に実現ができています。 ただ、実際に雷雨が降り出した後、どれくらい降り続くのかをゲリラ雷雨利用者に伝え切れていません。
冠水や浸水が発生する前にゲリラ雷雨メールでどれだけの情報を伝える事ができるのか。 被害を少しでもおさえるため、防衛隊の新たなチャレンジが続きます。
最後に、今日は埼玉県内だけで防衛隊の報告は800通。ウェザーリポートでの報告を合わせると1,000通以上のリポートが集まりました。埼玉県の皆さんの総力が結集した1日だと言えます。
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