ウェザーニューズ
ゲリラ雷雨事例集
サポーターと一緒に捉えたゲリラ雷雨の事例リスト
8月15日 諏訪湖の花火大会に

8月15日の事例
8月15日の事例
諏訪湖の花火大会に
防衛隊員集結!!

今日は、長野の諏訪湖で大きな花火大会が開催されました。約50万人の観客が花火を待つ中、周辺からは怪しい雲のリポートが寄せられ、17:11監視強化メールを送信しました。

すると、

なんと、会場、または周辺より約40人ものゲリラ雷雨防衛隊から報告が届き、刻一刻と変わる空の様子が分かりました。

【長野のケース】
今日の長野は、夕方近くから怪しい雲が届き始め、17:11頃「監視体制強化」を指示。

その後、花火会場に近づく怪しい黒い雲の報告が寄せられました。
17:32
隊員番号:77728
長野県諏訪市
「花火大会の会場の真上は黒い雲が覆ってますよ」
17:42
隊員番号:74738
長野県 諏訪市
「ぽつぽつ降ってきました!!大降りにならない事を祈ります。でも山の上にグレーの雲がもくもく…。心配だ〜!!!」
解析したところ、雨雲が発達して花火会場に流れ込むと判断したため、
↓↓↓
17:52 ゲリラ雷雨メール送信

そして…
18:00頃
諏訪湖を赤いエコーが覆いました。

ただ、10分天気予報を見ると、ゴォーーの雨報告が少し届いた程度で、ほとんどが、それほど強い雨を示す報告ではありませんでした。ゲリラ雷雨とは思わなかった人も多かったかも知れません。


◆今後の課題
降りそう」ということがわかっても、それがどれだけ強い雷雨になり、どれだけ続くのかを解析するのはまだまだ難しく、この夏の課題となっています。防衛隊員の皆さんと、この難しい課題に、一緒に挑んでいきたいと思います。
本日の注目隊員
雲の高さを図った隊員
隊員番号:8529
「東の空、甲府市街上空に発達する入道雲が見えます…雲は甲府市〜茅ヶ岳〜長野県境〜八ヶ岳〜長野県茅野方面へ繋がっているように見えます。標高1704mの茅ヶ岳山頂がわずかに隠れているので、雲底は約1700m、甲府市街が標高約300mで地上と雲の隙間は約1400mあります。雲の下から先の景色は見通せて、まだ雨は降っていないようです」
周りの指標となる山の高さなどから、雲の高さを正確に計算。雲の高さが正確に分かることにうよって、その成長率を計るのに大変役立つ情報になりました。

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