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8月30日の事例 8月30日(日) 〜風を読む〜
今日のゲリラ雷雨は西日本の山がメインとなりました。ただ、一部のエリアでは、市街地にも雨雲が流れ込んできました。
▼隊員からの報告 高知県に注目 【山でゲリラ雷雨発生】 高知県安芸郡奈半利町 13:51 隊員番号:7388 「雲の底は黒くその雲の下。北の山側では雨が降っているようです。南から風が吹いています。」
その数時間後… 【市街地にも…】 15:12 「風が止まったように思えます。そして今まで山側だけだった雲が今度は海側の雲が増えています。」
高知市 16:04 隊員番号:63389 雨が降り出しました。やはり北山のほうが見えません。
※風に注目※ この隊員の報告によると、風が弱まると、海側(市街地)にも雲が増量したという事が読み取れます。
▼詳しく解説 はじめの報告の時間(昼過ぎ)、高知県には北風と南風がぶつかり合い、山周辺に雷雲が発生していました。
ただ、夕方になると、南風がパワーダウン。このタイミングで北風に雲が押されて(雲の発生場所が南下)、市街地にも雨雲が流れ込んだと考えられます。
【結論】 つまり、今回の事例からは… 自分がいる方角から雷雲に向かって吹く風が収まると、雲が自分の所に雲が近づくしるしと言えます。
「風が吹く/弱まる」で読み取ることが出来る、雨雲の動き…今後の雷雨監視の際に、ぜひ意識してみてください。
▼報告に感謝 今日も沢山の隊員の皆さんに報告&活躍頂きました。ありがとうございました。 その中でも特に、本日、雷雲の発達具合や山から市街地への流れこみをイチ早く報告してくれた隊員の皆さんを紹介します↓
今日も、健闘を仲間同士で称えあい、明日の戦いへとつなげていきましょう!!
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