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8月27日の事例 8月27日(木) -安定層を見極めた- -状況報告の大切さ-
■安定層を見極めた 今日も昨日と同じようにゲリラ雷雨の発生は限定的で、急なニワカ雨も山周辺に限られました。その原因は「安定層」でした。 ■状況報告の大切さ 一方で西日本の太平洋側では湿った空気が吹き込んで、昨夜から雨が続きました。今日の振り返りでは、この雨に対する防災意識について注目します。 ▼四国の雨の報告 西日本でも特に雨が顕著に降ったのは四国の高知でした。その雨に対する深夜の報告を見てみると… 高知県土佐市 01:15 隊員番号:3383 徐々に雨脚が強まりザーザー降りに、ハウスの窓を閉めに行ってましたがズボンの裾はビチョビチョに。帰宅した庭は深めの水溜まりが至る所に。
高知県土佐市 01:36 隊員番号:129644 土砂降り!!ワイパーほぼ効かず……
高知県香南市 05:32 隊員番号:67322 とても強く降ったり小降りになったりの繰り返しです。前が見えにくいので、気をつけてください。
▼状況を報告する大切さ 上の高知の報告の中でオレンジ色のコメントに注目!!
■庭は深めの水溜まりが至る所に →雨による影響の実況報告
■前が見えにくいので、気をつけてください →雨による実況報告&注意喚起
■ワイパーほぼ効かず… →雨による影響の実況報告
上のリポートはどれも雨の降り方だけでなく、その雨によってどのような影響が起きているのかを報告しているところが共通しています。
災害を防ぐ情報 たとえ、どんな小さな影響であっても、今そこで起きている影響を伝えることは、アメダスなどの数値データだけではわからない、価値ある情報になり得ます。 そして、その小さな影響を周囲の人が把握することで、大きな影響が出る前に対策をすることができます。 防衛隊の皆さんの一つ一つの報告はゲリラ雷雨になりそうな雲を事前に捕捉するだけでなく、それが地域全体の防災にもつながる、重要な情報であるといえます。
しばらくは穏やかな天気が続きましたが、この週末は、再びゲリラ雷雨の可能性が高まります。どうしたらゲリラ雷雨から人々を守る事ができるのか。改めて気持ちを引き締めて、立ち向かっていきましょう!!
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