10月5日 雷雨ナシを判断
10月4日 新潟で竜巻発生!!
10月3日 高知の激しい雨を捉えた!!
9月30日 隊員の実力発揮!!
9月29日 北海道で竜巻発生
9月28日 集中監視により、雷ナシを判断
9月27日 冬型で発生した雷雲
9月26日 雷雲を消す箱根山
9月25日 複数の雲を監視
9月23日 前線接近をリポートで把握
9月22日 雷鳴からゲリラ雷雨を追跡
9月21日 雷雨を様々な方法で感測
9月20日 体感と雲の発達
9月19日 台風の置き土産
9月18日 ムシムシ空気が充満
9月17日 前兆現象を捉えた!
9月16日 隊員達の熱心な報告
9月15日 雲底からゲリラ判断
9月14日 積乱雲と竜巻
9月13日 雲の勢いとゲリラ雷雨
9月12日 雲底から雷ナシを判断
9月11日 前線の位置を特定
9月8日 雷雲の発達と移動方向を捉えた!
9月7日 防衛隊の力が結集
9月6日 福島の成功事例
9月5日 激しい雨の兆候
9月4日 音で雷雨を予測
9月3日 雨に濡れずに済んだ例
9月2日 雷雲が居座る条件
9月1日 雨に濡れずに助かった例
8月31日 入道雲の発達の印
8月30日 豪雨の兆候
8月29日 雷鳴の頻度に注目
8月28日 雷の音に注目
8月27日 雲の色と発達具合
8月26日 低い雲は雨のサイン
8月25日 雷雲が発生しにくいサイン
8月24日 雷雲が離れるサイン発見
8月23日 湿った風と雷雲の位置
8月22日 湿気とゲリラ雷雨の関係
8月21日 同じ雷雲を監視
8月20日 急発達した雷雲
8月19日 濡れずにすんだ例
8月18日 セミの鳴き声に注目
8月17日 雲の底の色に注目
8月16日 風に注目
8月15日 小さな雨雲を発見
8月14日 ボコボコ雲は危険のサイン
8月13日 遠くの人々に役立った例
8月12日 雷雲の卵を発見!
8月11日 雲の成長を捉えたPart2
8月10日 雲の成長具合を捉えた!
ゲリラストーリー第1話
ゲリラストーリー第2話
ゲリラストーリー第3話
ゲリラストーリー最終話
ゲリラストーリー第3話
┏━≪第三話≫━━┓
ゲリラ雷雨はカナリの強敵
┗━━━━━━━━┛
◆ゲリラ雷雨はカナリ強敵
皆さんからの雲リポートにより、雷雨の可能性がいち早く把握できるようになりましたが、
コンピュータの予測モデルの限界を超えたゲリラ雷雨はカナリ手ごわく、課題はまだまだ多い状態です。
▽例えば…
(1)雷雲の局地性
「13時頃、バケツをひっくり返したみたいなゲリラ雨に遭遇しましたが、道路の反対側は、まるっきり降らない!!市原市では、よく内房線を境に雨が降ったり降らなかったり…不思議です」(千葉県市原市)
⇒
ゲリラ雷雨をもたらす雷雲は小さく、
局地的なため、どこで降るか特定が非常に困難。
(2)急速に発達
⇒
ゲリラ雷雨をもたらす雨雲は
急速に発達するため、10分更新の雨雲レーダーでは発見が間に合わない。
◆その対抗策は?
【1】もっと多くのリポートを
┌A:2人以上┐
┌B:1人のみ┐
※白丸は白い雲、オレンジの丸は晴れ、矢印は隊員が雲を見ている方角を表しています。赤丸で囲った所が雲のある場所です。
雨雲の位置を特定するには、ひとつの雨雲に対して、Aのように2通以上のリポートが必要です。 ひとつの雲に対して、Bのように1通しかないと、雨雲が特定できず、せっかくの情報を予報に生かせないのです。
⇒もっともっと沢山の雲リポート
が集まれば、量は質を超えて、ゲリラ雷雨に勝てると信じています。
【2】成長中のリポートの必要性
充分に成長した入道雲(A:かなとこ雲)は、すでに雨を降らせているため、予報に間に合いません。
┌A:かなとこ雲┐
┌B:成長中┐
このため、成長しきった巨大な入道雲(A:かなとこ雲)よりも、成長中の入道雲のリポートがもっともっと集まれば、雨が降り出す前に、雷雲の発生を捉えることができます。
⇒今後、雲リポートのどこに着目すべきかをみんなで共有してきたいと思います。
【3】戦術の蓄積を
東京都江戸川区 ゆうくんママさん
←コチラは、秋の雲と夏雲のコラボのリポートですが、実はココに、雷雨のサインが隠されています。
真夏の秋の雲は、上空に「寒気」がやってきている証拠なのです。寒気は、大雷雨をもたらします。このため、真夏に秋の雲を見かけたら、要注意なのです。
⇒
引き続き皆さんと多くのゲリラ雷雨と戦う中で、沢山の
成功戦術(ノウハウ)を蓄積していきたい
と思っています。
皆さんから沢山のリポートが集まれば集まるほど、予測不可能と言われるゲリラ雷雨の追跡が可能になり、少しでも災害を減らすことにつながると信じています。
≪つづく≫
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