ウェザーニューズ
ゲリラ雷雨事例集
サポーターと一緒に捉えたゲリラ雷雨の事例リスト
ゲリラストーリー第2話

ゲリラストーリー第2話

┏━≪第二話≫━━┓
みんなの雲リポートで、
怪しい雲を事前に検知!!
┗━━━━━━━━┛
◆いち早く雷雨の可能性を発見!!
10分天気ゲリラ雷雨モードが始まってすぐに、いくつか成果がありました。
その1つを紹介します。

例えば、8月7日(木)の甲子園の事例…
この日、甲子園では活発な雷雲が発生する予想ではありませんでした。しかし、この日、予想外の雷雨が襲来…
甲子園周辺のリポート分布
※白い雲が白色、グレー雲が灰色、黒い雲が黒色で表示されています。黄緑色の矢印は隊員が雲を見ている方角です。
リポートの分布を見ると、甲子園付近(赤丸で囲んである所)にグレー雲や黒い雲が増えてきたことを、降りだす前に察知できました。

隊員のリポート
現在の天気:曇り(グレー雲)、雲のある方角:南西、雲が東から西に流れています。雲の変化が早く感じます。(隊員no.6787、12:57)

この結果、事前に雷雲の発生が予想でき、13:02分には甲子園にいる人々にゲリラ雷雨メールが届けられました。そして、14:00分にはパラパラと雨が降り出し、その後は激しい雨が降り出しました。

実際のレーダー画像
13:00 兵庫県の様子

13:00の時点では、まだ甲子園上空(赤丸で囲まれた所)には雨雲はありませんでした。
14:00
しかし、14:00には小さな雨雲が発生。
14:30
そして、20分という短い時間で活発な雷雲となり、激しい雨を降らせました。
これまでは、雨雲レーダーこそが最初に雨を知るきっかけとなるものでしたが、その前段階から、怪しい場所が分かるようになってきたのです!!
このように、ゲリラ雷雨の予測には、サポータのチカラなくしては、不可能なのです。

しかし、ゲリラ雷雨と戦うにあたり、まだまだ課題は山積みです。
≪つづく≫

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