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9月18日の事例 ムシムシ空気が充満
今日は、隊員からの報告で雨雲のもとであるムシムシ空気が充満していることがわかりました。ただ、実際にはほとんどの地域でゲリラ雷雨が発生していませんでした。
▼隊員からの報告 14:58 埼玉県 東武動物公園周辺 隊員No.3428 『だいぶ蒸してきました。少しずつ台風が近づいて来ているのがわかるようになりました。』
16:09 京都府 西大路周辺 隊員No.52085 『台風の影響か湿度が高く気温は28℃位。暗雲が迫って来たので報告します。』
16:47 東京都 あきる野市周辺 隊員No.13774 『本当に台風が近づいているのか疑問に思うくらいの静かな天気です。雨も風もほとんどなし。ただし、蒸し暑さは台風の接近を感じます。』
このように、雨雲のもとであるムシムシ空気があったにも関わらず、ゲリラ雷雨は発生していませんでした。
その理由を検証 ゲリラ雷雨が発生するためには、次の条件が必要です。 雲の元である湿った空気がある。 強い上昇気流がある。 ⇒の条件は満たされていたが、日差しが弱く、の条件には当てはまりませんでした。このため、雲は発達することはありませんでした。
【図解】 ゲリラ雷雨の発生時 強い日差しに地面が温められて、ムシムシ空気と一緒に強い上昇流が発生。この上昇流が雷雲を発生させます。
今日の状態 ムシムシ空気が充満していたのにも関わらず、強い日差しがないため、強い上昇流が発生せず、雷雲にはなりませんでした。
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