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8月17日の事例
雲の底の色に注目
 本日の関東は､低い雲が広がっていたため､ゲリラ雷雨の卵である小さな入道雲を見つけにくい状況にありました｡
そんな中､雲の色に 注目して監視をしてもらったところ､ゲリラ雷雨を起こす可能性のある雨雲が発見されました｡
▼8月17日の事例
 13:17
 隊員No.34526
 『北西方面の方が雲のグレーが濃く見えたので､
写真を撮りました｡』
⇒灰色の雲が濃くなっているのは､ゲリラ雷雨を起こす可能性のある入道雲が発達し､雲が厚みを増していることを表しています｡
14:30
 雨雲レーダー画像
 リポートが示すように､濃い灰色の雲がある方向(多摩西部方面)には､赤･黄色の強い雨雲が発生していました｡
15:16
隊員No.8354
 『暗くなり雨の降り方が激しくなってきました｡』
⇒濃い灰色の雲リポートが届いたほぼ同じ場所から､しばらくして､強い雨のリポートが届きました｡
今回は雷雨にはなりませんでしたが､ゲリラ雷雨並みの土砂降りの雨が降りました｡このように､雲の底の色に注目することにより､ゲリラ雷雨を起こす可能性のある強い雨雲の位置を､把握することができるのです｡
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