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8月30日の事例 豪雨の兆候
今回は豪雨をもたらす雷雲に注目し、豪雨の兆候をとらえた事例を紹介します。
07:14 静岡県浜松市 隊員No.29735 『東の空は明るくなってきましたが、西の空は相変わらず黒に近いグレーの雲がびっちりとはりついています。』
▼同時刻の雨雲レーダー ●黒丸=隊員No.29735の報告地点。 西には赤や黄の大きなライン状の強い雨雲が ありました。
16:04 東京都小平市 隊員No.10469 『東に大きな雲の塊が見えます。』
▼同時刻の雨雲レーダー ●黒丸=隊員No.10469の報告地点。 東に赤や黄の大きなライン状の強い雨雲が ありました。
▼豪雨の兆候とは? 黒い空がビッシリと広がる 雷雲がライン状に発達している場合、静岡県のリポートのように、黒い雲がビッシリと広がる様子が見られます。
雷雲がライン状になっている 雷雲は激しい雨を降らせますが、雷雲1個の寿命は短い。このため、夕立など、雷雲が単体で現れる場合は大雨にはなりません。ただ、雷雲が列を作り、次々に流れ込む場合は、激しい雨が長い時間続くため、豪雨となる恐れがあります。
つまり、ライン状の雷雲が見られる場合は、強い雷雨が続き、豪雨の恐れがあります。
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