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9月15日の事例 雲底からゲリラ判断
15(月)は、大阪が雷雨になるかどうか、予測モデルでの判断は難しい状況でした。しかし、防衛隊のリポートにより、ゲリラ雷雨ナシと判断することができました。下記に2つの事例を紹介します。
層積雲と積乱雲の違い 14:03 大阪府八尾市付近 隊員No.50509 『白いまだら雲が空全体を覆っています。』 →雲底が白いまだらであることから、ゲリラ雷雨を起こす積乱雲ではないと判断することができました。
<図解解説>
◆隊員の報告から、雲底の白いまだら模様を作っていたのは、左側の層積雲と呼ばれる雲であると考えられます。 ◆積乱雲(雷雲)の場合は、雲に厚みがあるため、右側のように雲底は黒のまだら模様になります。
積乱雲と雄大積雲の違い 14:19 大阪市摂津市付近 隊員No.47519 『雨降り出しました。雲は黒くないのでゲリラではなさそうです。』 →雲底が黒くないことから、ゲリラ雷雨を起こす積乱雲ではないと判断することができました。
<図解解説>
◆隊員の報告から、灰色の雲の写真は、雄大積雲と呼ばれる雲であると考えられます。 ◆積乱雲(雷雲)の場合は、雲に厚みがあるため、右側のように雲底は真っ黒になります。 このように、積乱雲が発生する時は、真っ黒な雲底が現れたり、黒色のまだら模様が現れます。
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