ウェザーニューズ
ゲリラ雷雨事例集
サポーターと一緒に捉えたゲリラ雷雨の事例リスト
8月23日 湿った風と雷雲の位置

8月23日の事例
湿った風と雷雲の位置

今日は西日本や北陸でゲリラ雷雨が発生。
隊員からは、湿気と強風に関する報告も届きました。

▼湿った強風と雷雲の関係
11:46島根県松江市
『南西から生ぬるく強い風が吹き荒れています。
怪しいなと思っていると、
ザーっと雨が降り出しました。 』


13:50(大分県別府市)
『徐々に暗くなり、遠くから雷の音が聞こえてきます。風も吹き始め、湿度が上がっています』

湿った強い風は雷雲を発生させる
湿った強い風(生ぬるい風)は雷雲の元となります。上記のリポートからも、湿った空気が風によって集まった後、雨が降り出したことが分かります。

風向きから雷雲の場所がわかる


上図のように、ゲリラ雷雨を発生させる程の雷雲は、多くの湿った空気(雨雲の元)を周りから強く吸い込むことにより、発生します。
このため、湿った風が向かう方向に雷雲があるということになります。
つまり、風を背にすると、雷雲が正面にあることになるのです。
雷雲の位置が周辺の雲に隠されて分からない場合など、雷雲の位置を特定するのに役立ちます。

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