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9月2日の事例 雷雲が居座る条件
隊員達のリポートにより、滋賀県・三重県・岐阜県との県境周辺で強い雷雲が居座り、ゲリラ雷雨が続くという判断ができました。
14:04 三重県津市 隊員No.14360 『今の所ていますが、東よりの風がとても強く、雲がどんどん西へ行っています。怪しい』
14:49 愛知県名古屋市 隊員No.3806 『南よりの風が強く吹いています。』 ↓ 見解 隊員からの報告で風が強くなっていることが確認でき、強い雷雲が増え続け、居座ってしまうと判断できた。↓ 実際は… 雷雲が増え続け、雷雲が合体した報告が到着!! 16:11 滋賀県草津市 隊員No.3436 『京都府側からは雷鳴と黒い雲が滋賀県南部に移動してきてます。 大津市と草津市の境界にある雲が20分ほどで白グレー黒と変化してきてました。二つの雲がだんだん一つの巨大な黒い雲になりつつあります』
同時刻のレーダー画像 このように、ライン状の強い雨雲が居座りました。
なぜ雷雲が居座った? 山に強い風がぶつかって、強制的に持ち上げられたため、上昇流が次々に発生し、強い雷雲が増え続け、長時間居座りました。
影響 三重県いなべ市 『いつも通る青川峡が凄い濁流。昨日はこの前の雨のおかげで今までの青川に戻っていたのに今日は山の方雨が酷いのかな?』 ※河川増水の他にも、小さな土砂崩れが発生しました。
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