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2011年02月25日

突然の噴火に注意
[25(金)23時更新]

◆噴火について
24(木)早朝の噴火以降、特に目立った火山活動は観測されていません。ただ、今後も数日に1回程度の噴火が続く見込みで、噴火時の風向きで降灰エリアが違ってきます。突然の降灰に注意が必要です。

◆今後の天気見解
26(土)は降っても夜にパラつく程度ですが、27(日)~3/1(火)は降り続く雨になります。前線の動き次第では本降りになることも。自治体からの情報を小まめに確認して、本降りの雨の際は谷筋や沢などに近づかないでください。

◆26(土)の火山灰予想
噴火した場合、噴煙は東~南東方向へ流れます。

▼対象地域
宮崎県】高原町、都城市、小林市、宮崎市、綾町、三股町、日南市、串間市、国富町
鹿児島県】霧島市、曽於市、志布志市


火山灰から身を守るための対策】をチェック!!
└独立行政法人防災技術研究所の火山灰から身を守ろう!をもとに内閣府が作成

◆警戒事項◆
新燃岳は噴火警戒レベル3のままです。
【1】新燃岳から約4km以内では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石等に警戒が必要です。
【2】新燃岳から約3km以内では噴火に伴う火砕流に警戒が必要です。(対象地域→宮崎県:小林市、高原町 鹿児島県:霧島市)
【3】風下側では降灰や風の影響を受ける小さな噴石火山レキ)に注意が必要です。これまでの噴火では直径4~6cmの小さな噴石が火口から約10kmにまで達しています。
【4】爆発的噴火に伴う大きな空振に注意が必要です。
【5】雨の日は泥流土石流に注意が必要です。


◆事前の確認事項◆
【1】危険エリアには近づかない
火砕流は高温の岩石と火山ガスが時速100km以上のスピードで流れ下る現象です。発生してから逃げることはできません。3km以内の危険エリアには立ち入らず、危険エリア周辺では自治体の指示に従って下さい。

【2】危険エリアではなくても…
火砕流が到達しない離れたエリアでも爆発的な噴火の場合、風下では噴石や降灰の可能性があります。むやみに外出せず、避難などのやむを得ない場合は、ヘルメットや傘で頭を保護し、マスク着用は必須です。

【3】事前に危険エリアの確認を
現在、噴火警戒レベル3ですが、レベル4、5になった時に、自分の場所が影響するかどうか、事前に自治体HPにある【ハザードマップ(宮崎県のHPより)】の確認をおすすめします。