February 2011 | ||||||
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2011年02月02日
早朝、爆発音で目覚める◆新燃岳の様子
今朝も5時25分頃、新燃岳が爆発。宮崎で空振や爆発音で目が覚めてリポートされている方が多くいらっしゃいました。ウェザーニュースの小型レーダー「WITHレーダー」によると、噴煙の高さは1500m程上がったようです。その後も、10時47分頃、15時53分頃も爆発しました。噴煙の最高高度は、15時53分の爆発的噴火による火口縁上3000mでした。(左図は今朝の噴煙の様子)火山灰は予想よりも北側にも広がり、宮崎県延岡市からも自転車のサドルがウッスラ白くなったとの報告も。(写真:宮崎県延岡市大貫町ユウユウさんより)
◆明日3(木)の火山灰予想
噴火した場合、噴煙は東へ流れます。4(金)は雨が降る可能性があるので、火山灰の掃除を済ませておいたほうが良さそうです。
・宮崎県:日向市・西都市・えびの市・小林市・宮崎市・都城市・日南市
・鹿児島県:霧島市・曽於市・志布志市
は特に降灰が心配です。
◆今後の見解
今後も、このような規模の大きな爆発的噴火が発生した場合、火口から約4kmまで影響を及ぼす恐れがあります。(噴石の危険エリアや火口2km→4kmに変更されました。火砕流に関しては3kmと変わりありません)
また、火口内の溶岩が破壊され、火口から約3kmの範囲まで火砕流が流下する可能性も残っています。また、降り積もった噴石や火山灰が流れる泥流や土石流が心配です。川などにも近づかないで下さい。
【対象市町村】宮崎県:小林市、高原町、鹿児島県:霧島市
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事前の確認事項
【1】危険エリアには近づかない
火砕流は高温の岩石と火山ガスが時速100km以上のスピードで流れ下る現象です。発生してから逃げることはできません。3km以内の危険エリアには立ち入らず、危険エリア周辺では自治体の指示に従って下さい。
【2】危険エリアではなくても…
火砕流が到達しない離れたエリアでも爆発的な噴火の場合、風下では噴石や降灰の可能性があります。むやみに外出せず、避難などのやむを得ない場合は、ヘルメットや傘で頭を保護し、マスク着用は必須です。
【3】事前に危険エリアの確認を
現在、噴火警戒レベル3ですが、レベル4、5になった時に、自分の場所が影響するかどうか、事前に自治体HPにある【ハザードマップ】の確認をおすすめします。
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◆警戒事項◆
新燃岳は噴火警戒レベル3のままです。
【1】新燃岳から約3km以内では噴火に伴う火砕流に警戒が必要です。
■対象地域
宮崎県:小林市、高原町
鹿児島県:霧島市
【2】新燃岳から約4km以内では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石等に警戒が必要です。
【3】風下側では降灰や風の影響を受ける小さな噴石(火山レキ)に注意が必要です。
【4】雨の日は泥流や土石流に注意が必要です。