【GW後半は各地で荒天の日も】ウェザーニュース for business 振り返り(2026/5/4〜5/10)

2026-05-11 20:37 ウェザーニュース

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ゴールデンウィーク後半は、低気圧や前線の影響で各地で荒天となる日がありました。ウェザーニュース for businessのコンテンツとともに振り返ります。

「みどりの日」は各地で荒天

風の予想
5月4日(月)・みどりの日は、日本海の低気圧が発達しながら北海道に進み、そこから伸びる前線が北日本から東日本を通過したことで全国的に風が強まりました。

気象情報メニュー「風の予想」を確認すると、特に関東では未明から南西風が強まったことがわかります。

アメダスの観測値を確認すると、千葉で6時4分に最大瞬間風速28.5m/s、東京羽田では6時22分、横浜では4時42分にそれぞれ最大瞬間風速24.7m/sを観測。アクアラインは通行止めが発生、京葉線・成田線では一時的に運転見合わせになるなど、交通機関への影響が発生しました。

また、各地で開催予定だった屋外イベントが中止になるなど影響が広がりました。
» 関連記事:みどりの日は暴風の影響で屋外イベントが中止に

次第に天気が回復して日差しが届き、強い西寄りの風に変わると、関東甲信地方でフェーン現象が発生したことで気温が上昇し、東京都の練馬や八王子、山梨県甲府で30℃を超えて真夏日になりました。

真夏日の地点が発生するのは今年初めてです。東京でも今年最も高い28.4℃を観測しました。
» 関連記事:関東で初の真夏日を観測
天気リポート 4日(月)20時19分@北海道旭川市
一方、低気圧通過後の北海道の上空1,500m付近にはこの時期としては強い寒気が流れ込み、山沿いだけでなく、道北やオホーツク海側では平地でも雪が積もりました。

5日(火)までの最大で滝上町で11cm、幌加内町朱鞠内で10cm、西興部で9cmの積雪を観測。滝上と朱鞠内は、5月の日積雪量としては歴代1位タイ、30年ぶりの積雪量となりました。
» 関連記事:北海道道北で季節外れの雪 旭川は5月として21年ぶりに積雪観測

沖縄地方で梅雨入り

5月4日(月)、気象台は「沖縄地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より6日早く、昨年より1日早い梅雨入りです。沖縄の梅雨入りが奄美よりも後になるのは2019年以来7年ぶりです(速報値)。

11日(月)の沖縄地方は前線の影響で雨が強まっていますが、那覇市の10日間予報を確認すると13日(水)以降は晴れる日が多い予想です。
» 関連記事:沖縄地方が梅雨入り

台風5号「ハグピート」発生

台風進路確率・モデル比較
6日(水)15時、カロリン諸島で発達中の熱帯低気圧が台風5号(ハグピート)になりました。台風の発生は約1か月ぶりです。今年は1月から5月まで5か月連続で台風が発生したことになり、これは1951年からの統計史上3回目のことです。

6日(水)時点の気象情報メニュー「台風進路・暴風域予測」の「進路確率」「モデル比較」で台風発生時の進路の予想を見ると、西寄りに進んでフィリピンの東へ進むため、日本への影響は低いことがわかります。

10日(日)15時、台風5号はフィリピンの東で熱帯低気圧に変わりました。台風シーズンは近づいていますので、今のうちに台風情報の見方を確認しておきましょう。
» 関連記事:台風情報の見方

8日(金)は大気の状態が不安定

雨雲レーダー 8日(金)14時30分
8日(金)は上空に寒気を伴った気圧の谷が接近し、東日本や北日本では大気の状態が非常に不安定になりました。

落雷を重ねた雨雲レーダーを確認すると、北日本や北陸の一部の地域で局地的に活発な雨雲が発生し、雷雨になっていることがわかります。
» 関連記事:大気の状態が不安定 夜にかけて雷雨やアラレに注意

5月1日(金)も上空に強い寒気が流れ込むことで大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が急発達し、雷・霰(あられ)・雹(ひょう)を伴う激しい天気となった地域がありました。

大気の状態が不安定になる事例では、リアルタイムの発雷状況を確認するとともに、気象情報メニュー「発雷確率」の事前の予測情報も活用することで、より早く・確実なリスク判断が可能になります。
» 関連記事:大型連休期間中に雹や雷

横浜で塵旋風(じんせんぷう/つむじ風)が発生

写真&動画リポート
週末は天気が回復してお出かけ日和のところが多くなりましたが、9日(土)11時頃、神奈川県横浜市ではまるで竜巻のような大きな塵旋風(じんせんぷう/つむじ風)が発生しました。

気象情報メニュー「写真&動画リポート」で神奈川県内の当時の状況を確認すると、塵旋風のウェザーリポートを確認することができます。

塵旋風はつむじ風とも呼ばれ、竜巻とは違って穏やかに晴れた日にしばしば発生します。地表付近が強く暖められた際に発生しやすい現象で、空気が軽くなって上昇気流が起きる際に、渦を巻くことで形成されます。塵旋風は比較的短時間で消滅することが多いものの、瞬間的には15〜20m/s程度の突風が吹いて、砂埃による視界悪化や物品の飛散等の影響が出ることがあります。

特に屋外イベントやグラウンドなどで発生しやすく、穏やかな天気でも突発的な強風として出現するため注意が必要です。

【気候変動番組】100年天気予報

第46回のテーマ「アウトドアを楽しむために今知っておきたい“虫”の知識」

暖かくなってきてアウトドアが楽しい季節になりました。ですが、その暖かさは、実は私たち人間だけでなく、虫たちも待ちわびていたかもしれません。

かつては特定の地域だけだったリスクが、今や日本全土、そして北日本にまで忍び寄っています。楽しいはずのアウトドアが、一瞬で命に関わる事態に……。

そんな未来を避けるために、今私たちが知っておくべき「自分ごと化」できる対策、気候変動によって激変する「害虫リスク」を解説します。
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