冬にかけてエルニーニョ現象が継続 過去最大の偏差予想(エルニーニョ監視速報)
7月としては1997年と並び最も大きい値に
7月のエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値からの差は+2.5℃で、前月に比べ0.6℃上昇しました。7月としては1950年以降、1997年と並び最も大きい値となっています。
エルニーニョ/ラニーニャ現象発生の判断に使用している5か月移動平均値の5月の値も、+1.3℃まで上がりました。太平洋赤道域の海面水温は、中部と東部で平年より高く、海洋表層の水温も中部と東部で平年より高くなりました。
太平洋赤道域の日付変更線付近における対流活動は平年よりかなり活発で、中部太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)は平年よりかなり弱くなりました。
このような大気と海洋の状態は、海洋においてエルニーニョ現象時の特徴が強まっていることを示しています。このことから、2026年春からエルニーニョ現象が続いているとみられます。
エルニーニョ/ラニーニャ現象発生の判断に使用している5か月移動平均値の5月の値も、+1.3℃まで上がりました。太平洋赤道域の海面水温は、中部と東部で平年より高く、海洋表層の水温も中部と東部で平年より高くなりました。
太平洋赤道域の日付変更線付近における対流活動は平年よりかなり活発で、中部太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)は平年よりかなり弱くなりました。
このような大気と海洋の状態は、海洋においてエルニーニョ現象時の特徴が強まっていることを示しています。このことから、2026年春からエルニーニョ現象が続いているとみられます。
1997〜8年のエルニーニョ現象を大幅に上回る可能性
実況では、太平洋赤道域の中部から東部に見られる海洋表層の暖水が、中部から東部の海面水温の高い状態を維持しています。
大気海洋結合モデルによると、今後も大気と海洋の相互作用により、太平洋赤道域の中部から東部の海洋表層の暖水を強化し、エルニーニョ監視海域の海面水温が冬にかけて上昇して基準値より高い値で推移すると予測しています。以上のことから、今後、冬にかけてエルニーニョ現象が続く見込み(100%)です。
9月以降の海面水温の偏差は予測の幅の最低値でも+3.0℃以上、11月には+4.0℃近くで、「スーパーエルニーニョ」と呼ばれるような顕著な高温になるとみられます。1997年春〜1998年夏のエルニーニョ現象における+3.6℃を大幅に上回る過去最高となる可能性も出てきました。
▼エルニーニョ/ラニーニャ現象発生の定義
気象庁ではエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値が6か月以上続けて+0.5℃以上となった場合を「エルニーニョ現象」、−0.5℃以下となった場合を「ラニーニャ現象」と定義しています。
大気海洋結合モデルによると、今後も大気と海洋の相互作用により、太平洋赤道域の中部から東部の海洋表層の暖水を強化し、エルニーニョ監視海域の海面水温が冬にかけて上昇して基準値より高い値で推移すると予測しています。以上のことから、今後、冬にかけてエルニーニョ現象が続く見込み(100%)です。
9月以降の海面水温の偏差は予測の幅の最低値でも+3.0℃以上、11月には+4.0℃近くで、「スーパーエルニーニョ」と呼ばれるような顕著な高温になるとみられます。1997年春〜1998年夏のエルニーニョ現象における+3.6℃を大幅に上回る過去最高となる可能性も出てきました。
▼エルニーニョ/ラニーニャ現象発生の定義
気象庁ではエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値が6か月以上続けて+0.5℃以上となった場合を「エルニーニョ現象」、−0.5℃以下となった場合を「ラニーニャ現象」と定義しています。
暑さや台風の動向に注意を
今年の6月はここ数年に比べると梅雨前線が停滞しやすく、梅雨らしい天気が続きました。東京都心では6月の真夏日がわずか2日に留まるなど、近年の高温傾向が和らぎました。
関連記事「2026年の関東は「梅雨らしい梅雨」」
ただ、7月は日本付近で偏西風が平年より北側を流れ、暖かい空気に覆われやすかったため、西日本を中心に広い範囲で気温が平年より高くなりました。エルニーニョ現象時の特徴は明瞭ではなかったといえます。
この先一週間は太平洋高気圧の勢力が弱く、本州南岸〜南の海上は大きな気圧の谷場になる見込みです。東海から西を中心に厳しい暑さになるタイミングがある一方で、北日本や東日本の暑さは控えめになるとみられます。また、台風などの影響を受けることもある予想です。
特に今年は6月から台風の影響を受けることが多くなっていますので、暑さに加えて台風の動向にも注意をしてください。
長期予報 この先3か月の天候見解
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ただ、7月は日本付近で偏西風が平年より北側を流れ、暖かい空気に覆われやすかったため、西日本を中心に広い範囲で気温が平年より高くなりました。エルニーニョ現象時の特徴は明瞭ではなかったといえます。
この先一週間は太平洋高気圧の勢力が弱く、本州南岸〜南の海上は大きな気圧の谷場になる見込みです。東海から西を中心に厳しい暑さになるタイミングがある一方で、北日本や東日本の暑さは控えめになるとみられます。また、台風などの影響を受けることもある予想です。
特に今年は6月から台風の影響を受けることが多くなっていますので、暑さに加えて台風の動向にも注意をしてください。
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出典
気象庁
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