2026年の関東は「梅雨らしい梅雨」 6月後半は昨年より大幅に気温低い

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今年の6月に東京都心で観測された降水量は、統計開始以来3番目の多さとなりました。
6月の東京の雨量は観測史上3番目の多さ 3つの台風接近が影響

雨量だけでなく気温も梅雨らしくなっています。今年6月は目立った暑さはなく、昨年2025年と比べると特に6月後半で差がかなり大きくなっています。

5月は今年の方がやや高め

東京都心の5月の平均気温は2025年が19.2℃、2026年が20.4℃で、今年の方が約1.3℃高く、5月下旬には気温が大きく上がる日もありました。特に2026年5月29日は最高気温が31.1℃まで上がり、5月のうちに真夏日となっています。

この暑さは梅雨前線が南下して移動性高気圧に追われた晴天によるものだったため、比較的カラッとした暑さでした。

6月は2025年の暑さが際立つ

一方、6月に入ると傾向が変わります。6月1日から29日までの平均気温は、2025年が24.6℃、2026年が21.4℃で、今年の方が約3.1℃低くなりました。

2025年は6月中旬以降に気温が一段と上がり、6月17日には33.9℃を観測しました。5日移動平均も6月後半にかけて上昇し、下旬は高い水準で推移しています。

昨年の東日本や西日本は梅雨明けが記録的に早く、関東甲信地方も統計史上最も早い6月28日に梅雨明けとなっていました。梅雨明け前から梅雨前線はしばしば日本海に北上し、夏の太平洋高気圧に覆われた高温多湿の6月でした。

今年はオホーツク海高気圧の影響で涼しい空気が流入

今年の6月後半は、オホーツク海高気圧が勢力を強めたことも暑さを抑える要因となりました。

関東には北東から湿った涼しい空気が流れ込みやすく、雲が広がって日差しも限られたため、気温の上昇が抑えられました。太平洋高気圧に覆われて高温多湿となった昨年とは、気圧配置の面でも対照的です。

真夏日の回数にも大きな差

最高気温が30℃以上の真夏日は、2025年6月が13日あったのに対し、2026年は2日にとどまりました。

また、最低気温が25℃以上の熱帯夜も、2025年は2日ありましたが、2026年はここまでありません。昼間の暑さだけでなく、夜間の気温にも違いが出ています。

梅雨の終盤からは厳しい蒸し暑さに 油断は禁物

今年6月は昨年のような異常な暑さはなかった一方、7月から8月は気温が平年より高くなると予想されています。

梅雨明けが近づくと昨年6月後半のように高温多湿の空気に覆われ、35℃近い厳しい暑さの日が出始めるとみられます。特に、暑さにまだ慣れていない時期は熱中症のリスクが高まりますので、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を意識的に行ってください。

特に高齢者の方は危険性が高いため、周囲からの声がけを積極的に行ってください。十分な睡眠と栄養補給も熱中症予防の基本です。
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