傘に出せる予算は約10年で1,000円以上アップ? 傘以外のみんなの雨対策とは
<傘調査2026>

2026-06-11 12:46 ウェザーニュース

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梅雨時の大雨や、夏の夕方のゲリラ豪雨の頻発が話題となる近年の日本。

ウェザーニュースでは傘にまつわる消費行動を探るべく、全国のウェザーニュースアプリ利用者を対象に「傘調査」を実施し、「傘にいくらまで出せる?」および「直近2年で急な雨により傘を買った回数」についての調査を実施しました。
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2014年から1,000円以上アップ!全国平均は「3,272円」に上昇

傘1本購入にいくらまで出せますか?と予算について調査したところ、全国平均は「3,272円」となりました。これを12年前(2014年)の同調査の平均予算「2,227円」と比較すると、なんと1,045円もの大幅な上昇を記録しています。この10年余りで傘に対する金銭感覚が大きく変化していることが証明されました。

予算の金額を都道府県別に見ると、最も高い地域と低い地域で鮮やかな差が出ました。

1位の京都は4,000円を超えており、47位の秋田とは約2,000円もの開きがあります。京都や東京などの都市部、そして古都奈良などでは、身だしなみや傘の機能性へのこだわりが予算を大きく押し上げているようです。

予算を上げるユーザーの本音

フリーコメントを分析すると、「多少高くても、風に強くて壊れずに長く使えるタフなものが欲しい」「長傘ではなく、折り畳みで日傘兼用(晴雨兼用)であれば、高い遮光性や遮熱性などの高機能を考えてこれくらいの値段(3,000〜5,000円)まで出せます」といった意見が見られました。

かつてブランド傘を失くし続けた経験からあえて安く済ませるという声もあったものの、近年の環境変化に伴い、「長持ちする耐久性」や「晴雨兼用の多機能性」への投資を惜しまない姿勢が主流になりつつあります。

直近2年で「買った回数0回」が75.7%!購入頻度は「0.5本」で変わらず

続いて、「直近2年で、急な雨のために出先で傘を買った回数」を尋ねたところ、「0回」と答えた人が75.7%と全体の4分の3以上を占めました。

全体の平均購入回数は「約0.5回」となっており、これは2024年の過去調査と比較しても「0.5本で変わらず」という結果になりました。ゲリラ豪雨のニュースが増える一方で、出先で突発的に傘を買い足す人は、ここ数年非常に低い水準で安定しています。
都道府県別で見ると、島根(1.2回)や大分(1.1回)がやや高めで、東京や埼玉、大阪など都市部でやや高めである傾向が見て取れました。ただ、日本地図を見ても半数以上のエリアが平均0.5回未満に収まっています。

なぜ「出先で傘を買わない」のか?

出先での傘の購入回数が低い水準を維持している背景には、現代人ならではのスマートな防衛策とライフスタイルの変化があります。アンケートから見えてきた、傘を買い足さずに済んでいる主な理由は以下の3点です。

・「晴雨兼用傘」の常時携帯が習慣化
日傘を毎日持ち歩くスタイルが定着したことで、不意の雨にもそのまま対応できる人が急増。「日傘として毎日カバンに入れているので、急な雨でも困らない」という声が多く、日傘の普及がそのまま雨傘の買い足し防止につながっています。

・高精度な予報チェックと雨宿り
気象情報の精度向上により、「雨の時間をピンポイントで避けて行動する」という回避行動が日常化しています。万が一の場合も、無理に動かず雨宿りでスマートにしのぐ人が多いようです。

・マイカーへの「置き傘」徹底
車移動が中心の地域では、自家用車や社用車に常に長傘を常備しておくのが鉄則。「移動は基本的に車なので、出先でわざわざ買う必要がない」という圧倒的なライフスタイルがベースにあります。

傘だけじゃない!みんなの「雨の日対策」リアルな声

「通勤・通学時に雨が降っている場合、傘以外には主にどんな対策する?」と伺ったところ、傘以外にもさまざまな工夫で雨の日を乗り切っている姿が見えてきました。圧倒的に多かった対策から順にご紹介します。

【1位】足元の防水対策:靴の選択と「防水スプレー」
最も多くの声が集まったのが、足元の不快感を防ぐ工夫です。「長靴やレインブーツ、レインシューズを履く」という定番スタイルはもちろん、「お気に入りのスニーカーに防水スプレーをしておく」「Gore-Tex(ゴアテックス)の靴を選ぶ」といった、高機能な足元対策を徹底している人が目立ちました。

「終日降る場合はレインシューズを履く!」
「Gore-Texのスニーカーを履いて足元の防水をしている」

【2位】身を守るウェア:「レインコート・カッパ」派
続いて多かったのが、服を濡らさないためのレインウェアの着用です。特に自転車通勤・通学の方や、風が強くて傘が役に立たないレベルの大雨の日に重宝されています。

「強風と豪雨が重なった時は、雨合羽一択です」
「ウィンドブレーカーや、フード付きの服装にして凌ぐ」
【3位】移動手段・行動の工夫:「車移動」や「時間調整」
「そもそも濡れないように動く」というアプローチも上位にランクイン。車通勤のため傘は車内置きっぱなしという方や、交通手段を切り替える方、さらには出勤・退勤のタイミングをずらす知恵も見られました。

「普段は自転車通勤ですが、雨だと傘をさして徒歩に変えます」
「朝は雨雲レーダーを確認。帰りは雨が弱くなるのを待ってからフレックスを活用して帰る」

【4位】荷物の保護とケア:「タオル・替えの靴下・ビニール袋」
万が一濡れてしまったときの後方支援セットを用意している周到な方もたくさんいました。

「少し大きめのタオルと、替えの靴下を持参する」
「リュックを持っていく場合、体の前に抱えて濡れにくくする」
「バッグの中身が濡れるのを防ぐため、中身をビニール袋に入れてからバッグに収納する」

雨の日のストレスを少しでも減らすため、皆さん独自のアイデアで快適さをキープしているようです。これから迎える本格的な雨の季節、参考にしてみてはいかがでしょうか。
今日・明日〜2週間先までの週間天気予報今日・明日〜2週間先までの週間天気予報
各地の梅雨入り 梅雨明け
調査概要■ウェザーニュースアプリユーザー対象
質問:「傘1本にいくらまで出せる?」
調査日:2026年5月18日〜19日
回答者数:10,507人
選択肢:500円刻み、5万円まで

質問:「直近2年で、急な雨で傘を買った回数は?」
調査日:2026年5月19日〜20日
回答者数:11,044人
選択肢:0回〜50回

質問:「通勤通学時の、傘以外の雨対策は?」
調査日:2026年5月18日〜20日
回答者数:4,502人
選択肢:なし(フリーコメント)
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