この春の気温は過去2番目の高さ 記録的に早い猛暑日も観測

2026-06-02 13:50 ウェザーニュース

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日本の今春(3月から5月)の平均気温は速報値で基準値に比べて1.54℃高く、過去2番目の高さになりました。暖かい空気に覆われやすい気圧配置が長期間続いたためとみられます。
都市化の影響が比較的小さい全国15か所の代表地点(※)の観測値による、春(3月〜5月)の日本の平均気温偏差は速報値で+1.54℃で、統計を開始した1898年以降の春として2位の高温となりました。

▼春の平均気温平年偏差(高い順)
 2023年 +1.59℃
 2026年 +1.54℃
 1998年 +1.24℃
 2024年 +1.22℃
 2021年 +1.10℃

上位5件のうち今春を含む4件が2020年代に集中しており、地球温暖化等の気候変動が、高温記録の更新頻度を高めている可能性があると考えられます。

※算出に使用している地点
網走、根室、寿都、山形、石巻、伏木、飯田、銚子、境、浜田、彦根、宮崎、多度津、名瀬、石垣島

寒気が南下しにくく終始暖気が優勢

今春の平均気温は、北日本・東日本・西日本・沖縄・奄美のすべての地域でかなり高くなりました。

これは、寒帯前線ジェット気流がユーラシア大陸東部で北に蛇行し、日本付近の500hPa高度が平年よりも高く推移したことで、暖かい空気に覆われやすい時期が長く続いたためです。なかでも西日本では春の平均気温平年差が+1.4℃に達し、1946年の統計開始以来の春としては1位タイとなっています。

この春は暖かいを通り越して暑いくらいの日もありました。桜の開花は東日本、北日本を中心に平年よりも大幅に早く、5月中旬には統計開始以来5例目となる猛暑日を大分県日田市で観測しています。
関連記事「大分県・日田で今年全国初の猛暑日」

降水量はほぼ平年並みに

この春の海面気圧は日本海から日本の東にかけて平年より高く、東日本日本海側を中心に高気圧に覆われやすくなりました。

一方、日本の南では海面気圧が平年より低く、本州南岸を低気圧が通過した時期もありました。

降水量は低気圧の影響を受けやすい時期と受けにくい時期が交互にあったため、北日本・東日本・西日本・沖縄・奄美のすべての地域で平年並みです。
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