青森・秋田で線状降水帯と記録的大雨 五所川原市などで緊急安全確保が発令
秋雨前線や低気圧の影響を受け、9月2日(水)未明から3日(木)にかけて東北地方の日本海側を中心に激しい雨が降りました。気象庁は2日(水)3時08分に青森県津軽で「気象防災速報・線状降水帯発生」を発表しました。
アメダス鰺ヶ沢(青森県)では2日(水)3時10分までの1時間に82.0mmの猛烈な雨を観測し、2日(水)の日降水量は246.0mmに達しました。3日(木)には河川氾濫の危険が高まったことから、青森市(瀬戸子川氾濫)と五所川原市(飯詰川増水)の計849世帯(1512人)を対象に警戒レベル5「緊急安全確保」が発令されました。五所川原市では飯詰川の越水等により住宅16棟で床下浸水が生じたほか、農地冠水や道路冠水など生活基盤への被害が相次ぎました。
»【写真・動画で見る】東北北部の強雨による影響
アメダス鰺ヶ沢(青森県)では2日(水)3時10分までの1時間に82.0mmの猛烈な雨を観測し、2日(水)の日降水量は246.0mmに達しました。3日(木)には河川氾濫の危険が高まったことから、青森市(瀬戸子川氾濫)と五所川原市(飯詰川増水)の計849世帯(1512人)を対象に警戒レベル5「緊急安全確保」が発令されました。五所川原市では飯詰川の越水等により住宅16棟で床下浸水が生じたほか、農地冠水や道路冠水など生活基盤への被害が相次ぎました。
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台風24号が発生 統計史上2番目の早さ
宮崎県で総雨量300mm超の大雨 秋雨前線と台風24号の相互作用
南東からの湿った気流と前線北側の東寄りの風が合流した九州南部では、4日(金)を中心に雨雲が発達し続けました。
宮崎県内ではアメダス都農で4日(金)の日降水量が335.0mmに達し、田野でも日降水量290.0mmを観測しました。宮崎市や小林市、都農町などに警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報(土砂災害危険警報)が発表され、局地的な道路冠水や斜面崩壊への警戒が強まりました。台風が直撃しない離れた地域でも前線の活動活発化によって甚大な大雨リスクが生じる事例となりました。
»【写真・動画で見る】西日本の太平洋側の大雨
宮崎県内ではアメダス都農で4日(金)の日降水量が335.0mmに達し、田野でも日降水量290.0mmを観測しました。宮崎市や小林市、都農町などに警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報(土砂災害危険警報)が発表され、局地的な道路冠水や斜面崩壊への警戒が強まりました。台風が直撃しない離れた地域でも前線の活動活発化によって甚大な大雨リスクが生じる事例となりました。
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鹿児島県屋久島町で土砂災害特別警報 24時間雨量490mm超の記録的豪雨
9月4日(金)夜から5日(土)にかけて、鹿児島県の種子島・屋久島地方では停滞する秋雨前線と台風24号周辺からの非常に暖かく湿った空気が流れ込み続け、猛烈な雨が降りました。気象庁は4日(金)19時38分に屋久島町付近で1時間に約120mmの猛烈な雨が降ったとして気象防災速報・記録的短時間大雨を発表し、同日21時29分には気象防災速報・線状降水帯発生を発表しました。その後も活発な雨雲が同じ地域にかかり続け、5日(土)5時10分には鹿児島県屋久島町を対象に警戒レベル5の「土砂災害特別警報」が発表されました。
アメダス尾之間では5日(土)5時30分までの24時間雨量が1976年以降の観測史上1位となる490.5mmに達し、9月の平年月間降水量(287.2mm)の約1.7倍に相当する雨がわずか1日で集中しました。また、アメダス屋久島でも5日(土)5時10分までの24時間雨量が429.5mmに達し、9月としての観測史上1位を更新しました。日降水量としても尾之間では4日(金)に317.5mm、5日(土)に249.0mmを観測し、大規模で多発的な土砂災害の危険性が急激に高まりました。雨のピークを越えたことで特別警報は5日(土)11時30分にレベル4土砂災害危険警報へと切り替えられました。
アメダス尾之間では5日(土)5時30分までの24時間雨量が1976年以降の観測史上1位となる490.5mmに達し、9月の平年月間降水量(287.2mm)の約1.7倍に相当する雨がわずか1日で集中しました。また、アメダス屋久島でも5日(土)5時10分までの24時間雨量が429.5mmに達し、9月としての観測史上1位を更新しました。日降水量としても尾之間では4日(金)に317.5mm、5日(土)に249.0mmを観測し、大規模で多発的な土砂災害の危険性が急激に高まりました。雨のピークを越えたことで特別警報は5日(土)11時30分にレベル4土砂災害危険警報へと切り替えられました。
9月スタートは猛暑日続出も前線南下で気温急降下 季節が前進
9月のスタートは、日本海にのびる秋雨前線に向かって南寄りの風が山越えとなった地域を中心に、西日本から北陸にかけて厳しい残暑となりました。1日(火)の日最高気温は広島県府中市で38.1℃(14時47分観測)に達し、全国で最も高い数値を記録したほか、熊本県八代市で37.8℃(13時43分観測)、兵庫県豊岡市で37.0℃(14時27分観測)、石川県小松市で36.3℃(12時31分観測)など体温を上回る暑さに見舞われました。全国の猛暑日地点数は1日(火)に79地点を数え、屋外作業や工場内の温熱環境管理において厳重な熱中症対策が求められました。
その後、3日(木)から秋雨前線が南下したことで列島各地の空気は入れ替わり、西日本・東日本の厳しい残暑は一気に落ち着きを見せる結果となりました。これまで厳しい残暑が続いていた西日本でも気温が上がらず、猛暑日の所は1か所もありませんでした。猛暑日地点がゼロになったのは、7月6日以来、約2か月ぶりです。4日(金)も西日本、東日本で気温が上がらず、大阪市や名古屋市は約2か月ぶりに25℃に届かず、真夏日地点は6月28日以来の少なさとなりました。6日(日)は西日本を中心に残暑が続いた一方、朝から本降りの雨となった関東エリアでは気温の上昇が鈍くなりました。東京の最高気温は22.4℃で2か月ぶりに25℃に届きませんでした。ウェザーニュースアプリユーザーからの体感報告でも、西日本や東海は「ムシッと暑い」が多いのに対して、関東甲信や東北では「涼しい」「ちょうど良い」という報告が多く届きました。
週後半は、季節の進みを実感できる日が増えました。
その後、3日(木)から秋雨前線が南下したことで列島各地の空気は入れ替わり、西日本・東日本の厳しい残暑は一気に落ち着きを見せる結果となりました。これまで厳しい残暑が続いていた西日本でも気温が上がらず、猛暑日の所は1か所もありませんでした。猛暑日地点がゼロになったのは、7月6日以来、約2か月ぶりです。4日(金)も西日本、東日本で気温が上がらず、大阪市や名古屋市は約2か月ぶりに25℃に届かず、真夏日地点は6月28日以来の少なさとなりました。6日(日)は西日本を中心に残暑が続いた一方、朝から本降りの雨となった関東エリアでは気温の上昇が鈍くなりました。東京の最高気温は22.4℃で2か月ぶりに25℃に届きませんでした。ウェザーニュースアプリユーザーからの体感報告でも、西日本や東海は「ムシッと暑い」が多いのに対して、関東甲信や東北では「涼しい」「ちょうど良い」という報告が多く届きました。
週後半は、季節の進みを実感できる日が増えました。
自然災害による経済損失と企業の備え 「直前対策の時間」をつくる気象情報
台風や豪雨の激甚化が進むなか、自然災害による経済損失のうち保険で補償される割合は世界全体で約4割弱にとどまり、残りの6割以上は自己負担となっている実態が最新の推計データで示されました。特に突風や雹、局地的大雨といった予測の難しい荒天被害の積み重ねが企業や自治体の経営に大きな影響を与えています。
被害を受けた後の生活・事業再建を支える「保険」に加え、被害が発生する前に行動して損害を最小限に抑える「天気予報」の組み合わせが極めて重要となります。ウェザーニュース for businessでは、72時間先までの積算降水量予測や交通影響予測など、拠点ごとの詳細なリスク予測を提供しています。浸水リスクのある資機材・車両の高台避難や従業員の安全確保など、事前の対策時間を生み出すための情報インフラとしてご活用いただけます。
» 関連記事:自然災害による損失、実は6割超が保険の対象外?天気予報を「被害を減らす情報」へ
被害を受けた後の生活・事業再建を支える「保険」に加え、被害が発生する前に行動して損害を最小限に抑える「天気予報」の組み合わせが極めて重要となります。ウェザーニュース for businessでは、72時間先までの積算降水量予測や交通影響予測など、拠点ごとの詳細なリスク予測を提供しています。浸水リスクのある資機材・車両の高台避難や従業員の安全確保など、事前の対策時間を生み出すための情報インフラとしてご活用いただけます。
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