7月下旬に5日連続の酷暑日 温暖化でこうした猛暑の発生確率は2倍に
偏西風の北辺でチベット高気圧が勢力拡大
5日連続・国内初の「酷暑日」 8月に入っても40℃超が続発
7月21日から25日にかけて最高気温40℃以上の「酷暑日」が5日連続で観測されました。5日連続での酷暑日は国内初の記録で、これまでの最長だった4日連続を上回るものです。
この5日間で40℃を観測した地点を見ると、23日には静岡県佐久間で41.1℃を記録したほか、岐阜・愛知・三重・静岡を中心に毎日複数の地点で40℃台の気温が観測されました。
その後は九州など西日本を中心に再び40℃以上が観測される状況が続いています。大分県日田では7月27日に40.0℃を観測し、九州では観測史上初めての酷暑日を記録しました。8月5日時点でのべ34地点が酷暑日に達し、昨年2025年の30地点を上回って過去最多となりました。
関連記事「史上初の国内で5日連続「酷暑日」」
この5日間で40℃を観測した地点を見ると、23日には静岡県佐久間で41.1℃を記録したほか、岐阜・愛知・三重・静岡を中心に毎日複数の地点で40℃台の気温が観測されました。
その後は九州など西日本を中心に再び40℃以上が観測される状況が続いています。大分県日田では7月27日に40.0℃を観測し、九州では観測史上初めての酷暑日を記録しました。8月5日時点でのべ34地点が酷暑日に達し、昨年2025年の30地点を上回って過去最多となりました。
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温暖化の影響で発生頻度が2倍に
今回の高温について、極端気象アトリビューションセンター(WAC)がイベントアトリビューション(EA)と呼ばれる手法で分析を行いました。
これは「地球温暖化がなかった仮想の世界」と「温暖化が進んだ現実の世界」という2つの気候条件をシミュレーションで比較し、温暖化が特定の気象イベントの発生確率をどれだけ変えたかを定量的に示す手法です(図参照)。
この分析によると、地球温暖化がなかった場合、今回と同レベルの高温が発生する確率は約0.006%(再現期間1万年超)であり、事実上起こり得なかったことが示されました。1991〜2020年の平年の気候条件では同規模の高温は約74年に1度の頻度でしたが、温暖化が進んだ2026年の気候条件では約37年に1度へと、発生頻度が約2倍に高まっていました。
さらに注目すべき点は、今回の高温がエルニーニョの影響下で発生したことです。エルニーニョとは熱帯東部〜中部太平洋の海面水温が高くなる現象で、日本の夏の高温が起こりにくくなる統計的な傾向が知られています。それにもかかわらず今回の高温が発生した背景には、温暖化による気温の底上げの影響が大きかったとみられています。
これは「地球温暖化がなかった仮想の世界」と「温暖化が進んだ現実の世界」という2つの気候条件をシミュレーションで比較し、温暖化が特定の気象イベントの発生確率をどれだけ変えたかを定量的に示す手法です(図参照)。
この分析によると、地球温暖化がなかった場合、今回と同レベルの高温が発生する確率は約0.006%(再現期間1万年超)であり、事実上起こり得なかったことが示されました。1991〜2020年の平年の気候条件では同規模の高温は約74年に1度の頻度でしたが、温暖化が進んだ2026年の気候条件では約37年に1度へと、発生頻度が約2倍に高まっていました。
さらに注目すべき点は、今回の高温がエルニーニョの影響下で発生したことです。エルニーニョとは熱帯東部〜中部太平洋の海面水温が高くなる現象で、日本の夏の高温が起こりにくくなる統計的な傾向が知られています。それにもかかわらず今回の高温が発生した背景には、温暖化による気温の底上げの影響が大きかったとみられています。
8月も高温続く見込み、被災地での熱中症対策を
8月も西日本を中心に気温の高い日が多く続く見込みです。ウェザーニュースの最新の猛暑見解では、8月下旬に暑さが増す見通しで、厳しい残暑となる可能性があります。
特に被災地である熊本では、避難生活や復旧作業中の方が屋外で高温にさらされる場面も多くなります。こまめな水分補給と休息、涼しい環境の確保を、日頃以上に意識してください。最新の気象情報を定期的に確認しながら、無理のない行動を心がけてください。
関連記事「猛暑見解2026(更新)」
長期予報 この先3か月の天候見解
特に被災地である熊本では、避難生活や復旧作業中の方が屋外で高温にさらされる場面も多くなります。こまめな水分補給と休息、涼しい環境の確保を、日頃以上に意識してください。最新の気象情報を定期的に確認しながら、無理のない行動を心がけてください。
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ウェザーニュースでは、気象情報会社の立場から地球温暖化対策に取り組むとともに、さまざまな情報をわかりやすく解説し、みなさんと一緒に地球の未来を考えていきます。まずは気候変動について知るところから、一緒に取り組んでいきましょう。
【気候変動特集】ウェザーニュースと考える地球の未来
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