【大雨・地震・2つの台風】ウェザーニュース for business 振り返り(2026/06/22〜06/28)

2026-06-29 13:38 ウェザーニュース

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6月22日(月)〜28日(日)は、活発な梅雨前線によって広い範囲で大雨となり、各地で記録的な降水量を観測しました。また、25日(木)には岩手県沖でM6.9の地震が発生し、青森県で最大震度6強を観測。翌26日(金)には山梨県でM5.6の地震が発生し、最大震度6弱を観測するなど地震も相次ぎました。台風7号・台風8号の接近も重なり、警戒が続いた1週間となりました。この1週間をウェザーニュース for businessのコンテンツとともに振り返ります。

週明けは九州で大雨 長崎県南部にレベル4土砂災害危険警報発表

22日(月)、活発化した梅雨前線の影響で、熊本県や長崎県を中心に大雨となりました。
24日(水)には梅雨前線が北上し、九州や中国・四国に活発な雨雲が次々と流れ込みました。長崎県五島市・福江では6時30分までの24時間雨量が307.5mmに達したほか、長崎県諫早市で200.5mm、佐賀県嬉野市で160.0mmを記録。長崎県南部にはレベル4の土砂災害危険警報が発表されました。

同日、気象庁は鹿児島県の薩摩地方に「線状降水帯」が発生したと発表しました。
ウェザーニュース for businessでは、WNIが独自に解析した線状降水帯をマップ上にピンク色で表示します。画像の赤丸は、気象庁解析を表しています。
線状降水帯が発生すると、同じエリアで強雨が長時間継続し、河川の氾濫や土砂災害などの甚大な被害を引き起こす恐れがありますので、拠点付近でこのような表示が現れた際には、特にご注意ください。

各地で地震相次ぐ 25日(木)には岩手県沖でM6.9の地震 最大震度6強

25日(木)7時30分頃、岩手県沖を震源とするM6.9の地震が発生しました。震源の深さは約50kmで、青森県階上町道仏で最大震度6強を観測。青森県八戸市南郷では震度6弱を観測したほか、北海道から東北・関東甲信にかけての広い範囲で震度4以上が観測されました。

この地震により、北海道太平洋沿岸中部・青森県太平洋沿岸・岩手県の沿岸では若干の海面変動があるかもしれないとして津波予報が発表されましたが、津波被害はありませんでした。

また、26日(金)12時46分頃には、千葉県北東部を震源とするM5.8の地震が発生し、千葉県・茨城県で最大震度4を観測。
さらに、26日(金)22時28分頃には、山梨県東部・富士五湖を震源とするM5.6の地震が発生し、山梨県富士河口湖町で最大震度6弱を観測するなど、各地で地震が相次いだ1週間となりました。
山梨県東部・富士五湖を震源とする地震で震度6弱以上を観測するのは初めてで、M5.5以上の地震は1996年以来30年ぶりです。

>>関連記事:週刊地震情報 2026.6.28

26日(金)、東海・近畿・四国などで激しい雨 京都府精華町ではレベル5緊急安全確保が発令

26日(金)明け方、梅雨前線の活動が活発化した影響で、東海・近畿・四国などで雨が強まりました。特に大阪・京都・奈良では激しい雷雨となり、大阪府と奈良県の県境にある生駒山アメダス観測点では1時間に76.5mmの非常に激しい雨を記録し、1976年の観測開始以来の観測史上最大値を更新しました。河内長野でも同様に1時間69.5mmを記録し、観測史上最大値を更新しています。

この大雨により、京都府精華町では土砂災害が発生し、7時58分に警戒レベル5にあたる「緊急安全確保」が町内の一部(東畑地区239世帯529人)に発令されました。JR大和路線・学研都市線のほか、近鉄奈良線・生駒線・けいはんな線などでも運転見合わせが相次ぎました。

大阪府や奈良県などでは道路冠水や低地の浸水が多数発生したほか、発達した積乱雲による落雷や突風にも注意が必要な状況となりました。紀伊半島南部では活発な雨雲がしばらく停滞し、継続的な大雨への警戒が続きました。

週末は関東に2つの台風が接近

台風7号(メーカラー)・台風8号(ヒーゴス)の接近にともない、週末は関東を中心に大雨の影響が広がりました。
千葉県では圏央道市原鶴舞IC〜茂原北IC付近でのり面崩れが発生して一時全面通行止めとなったほか(28日0時45分に解除)、神奈川県横須賀市では最大約9万1,000人を対象とした避難指示が発令され、住家被害・土砂災害を含む物的被害が確認されました。

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ウェザーニュース for busienssでは、生成AIを活用したチャット機能「ウェザーニュース for business エージェント」がご利用いただけるようになりました。
専門知識は一切不要で、現場での疑問をそのままテキストで入力するだけで、ウェザーニューズの高精度な気象データをもとにした回答が即座に返ってきます。
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【ニュース記事公開】伊豆諸島・利島での大型貨物船座礁 当日の気象状況について

19日(金)、大型貨物船「にらいかないII」が伊豆諸島の利島の岩場に乗り上げる事故がありました。下田海上保安部によると、乗組員17人は全員が日本人で、けが人はいませんでした。当時の天候は曇り、波は穏やかだったと伝えられていますが、広域では発達中の低気圧接近にともない伊豆諸島北部に濃霧注意報が発令されていました。

当日の気象状況を振り返るニュース記事を公開していますので、ぜひご覧ください。
>>伊豆諸島・利島で大型貨物船が座礁 当日の気象状況を振り返り

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