週間天気予報　台風22号の動向に注意　週後半が寒気南下で気温下がる

昨日、小笠原近海で発生した台風22号(ハーロン)は、しばらくはゆっくりと西へ進む予想ですが、週中頃からは北上に転じる予想となっています。その後は高気圧の縁に沿って右にカーブして東へ進む可能性があります。

ただ、予報円が非常に大きく、進路予想の確度が低いことを表しています。今の予報円の中心を通るとは限らず、場合によっては陸地にかなり接近することも考えられます。進路次第で影響の度合いやタイミングが大きく変わるため、随時最新の情報を確認するようにしてください。詳細は台風情報でご確認ください。
最新の台風情報

また、台風22号以外にも新たな熱帯低気圧が発生することも考えられます。まだ台風シーズンが続きますので油断できません。
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台風の北側にあたる本州付近は、高気圧に覆われて晴れる日もありますが、前線や気圧の谷の影響で雲の広がる日が多い予想です。

8日(水)頃は北海道の北を通過する低気圧からのびる前線が通過し、北日本や日本海側の各地で雨が降る予想です。低気圧の発達の程度によっては風も強まり荒れた天気となるおそれがあるため、今後の情報に注意してください。
実況・予想天気図実況・予想天気図

前線に向かって暖かい空気が流れ込むため、8日(水)頃は全国的に気温が高めです。前線の通過後には上空に寒気が南下するため、北日本や東日本では気温が低くなる予想です。

東日本や北日本では日ごとの気温差が大きくなるため、寒暖差で体調を崩さないようお気を付けください。西日本では今週もしばらく気温は高めの傾向が続きます。
今日・明日・この先10日間の服装予報

この寒暖差を背景に、本州の山岳地帯や標高の高い地域では紅葉が見頃を迎えているところがあります。彩り豊かな景観を楽しめる時期の到来です。

今後、朝晩の冷え込みが一段と強まるにつれて、北海道や山岳地帯の紅葉はさらに鮮やかになり、秋ならではの美しい景色が広がるとみています。
全国の紅葉見頃情報・予想

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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）(福島)チャコさん