九州や中国地方、東海地方で大雨のおそれ 明日にかけて雨量かさむ

2025-08-10 06:38 ウェザーニュース

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昨夜は九州北部を中心に大雨となりました。三連休2日目の今日10日(日)は前線が東日本〜西日本の日本海側を通って大陸にのび、前線上の低気圧が接近します。

明日にかけて広範囲で雨が降り、特に九州北部や中国地方、東海地方などでは雨量がかさみ大雨となるおそれがあるため警戒が必要です。
雨雲レーダーの予想を見る雨雲レーダーの予想を見る

昨夜、線状降水帯を解析

停滞する前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で雨雲が発達し、活発な雨雲が九州北部〜中国地方の西部に断続的に流れ込んでいます。昨夜は福岡県の福岡地方や北九州地方に線状降水帯の雨雲がかかり、大雨となりました。

前線は連休明けにかけてほとんど停滞する予想で、断続的に激しい雨の降るおそれがあります。道路冠水や河川の増水、土砂災害などの危険性が高まるため警戒が必要です。

気象庁は「山口県、福岡県、佐賀県、長崎県では線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある」との気象情報を発表しています。線状降水帯が形成された場合には非常に激しい雨が数時間継続し、想定以上の大雨となるおそれもあります。線状降水帯が発生しなくても雨量がかさんで大雨となることも考えられるため、線状降水帯の情報だけにとらわれることなく、避難情報等に従い適切な行動をとるようにしてください。
線状降水帯発生状況·気象予報士解説(要ログイン)
発令されている避難情報

九州などではこれまでに降った雨により地盤が緩んで土砂災害が発生しやすくなっていますので、平常時より少ない雨量でも大雨災害に注意が必要です。
実況・予想天気図実況・予想天気図

明日にかけて局地的には300mm以上の大雨のおそれ

連休明けにかけての予想降水量
連休明けの12日(火)明け方までの72時間の予想雨量は、九州北部と中国地方西部、東海地方で150mm以上が予想され、一部では300mmを超える見通しです。活発な雨雲が同じような所に停滞した場合は、局地的にこれ以上の雨量となる可能性もあります。

大雨が予想される地域では河川の増水や氾濫、土砂災害の危険性が高まりますので、早めの警戒が必要です。三連休を利用して長距離の移動を予定している方は、交通機関の状況などもご確認ください。
大雨ピンポイント影響予測(要ログイン)
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