東海など太平洋側で非常に激しい雨
台風10号の間接的な影響

動きの遅い台風10号は、鹿児島県の奄美地方に接近中です。東日本や西日本の太平洋側には台風の周囲をまわる湿った空気が断続的に流れ込み、所々で雨雲が発達しています。
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今朝は特に東海で雨が強まっていて、愛知県田原市では7時05分までの1時間に65.0mmの非常に激しい雨を観測しました。24時間雨量は200mmを超えています。また、静岡県浜松市三ヶ日では9時10分までの1時間に44.0mmの激しい雨を観測しました。浜松市南部と湖西市には土砂災害警戒情報が発表中です。

台風があまり動かないため、東海への湿った空気の流れ込みはしばらく続く予想です。断続的に雨が強まり、雨量がさらにかさむおそれがあります。河川の氾濫や土砂災害などの発生に厳重な警戒が必要です。

気象庁は「東海地方では27日(火)午前中は線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある」との気象情報を発表しています。線状降水帯が形成された場合には非常に激しい雨が数時間継続し、想定以上の大雨となるおそれもあります。線状降水帯が発生しなくても雨量がかさんで大雨となることも考えられるため、線状降水帯の情報だけにとらわれることなく、避難情報等に従い適切な行動をとるようにしてください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
♪rainbow🌈♪さん