富士山に「笠雲」が出現 天気の下り坂を示唆 雨の前触れに

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今日11月2日(月)は富士山の上空にほぼ静止しているように見える雲「笠雲」が出現しています。

富士山の周辺など東日本の太平洋側は晴れている所が多いものの、このあとは天気が崩れて雨が降る予想です。今日の笠雲の出現は天気の下り坂を示唆していて、雨の前触れといえそうです。
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笠雲・つるし雲とは

笠雲は、地形の影響によって山の上に発生する雲の一種です。富士山のような独立峰の山頂付近によく見られ、山が笠をかぶっているように見えることから「笠雲」と呼ばれます。

笠雲は、次のような気象条件が重なったときに発生しやすくなります。
 ・山の上空に強い風が吹いている
 ・上空の空気に十分な水蒸気が含まれている

山にぶつかった風が地形に沿って上昇すると、空気が冷やされ、水蒸気が凝結して雲が発生します。一方、山を越えた風が下降すると、空気が暖められて雲が消えていきます。

このように、風上側で雲が発生し、風下側で消える現象が続くため、強い風が吹いていても、雲は同じ場所にとどまっているように見えます。
また、山の影響で風が上下に波打つ「山岳波」が発生すると、山の風下側でも同じ場所で雲の発生と消滅が続くことがあります。

このような雲は、山から吊るされているように見えることから「つるし雲」と呼ばれます。発生しやすい気象条件は笠雲と共通していて、両方が同時に見られることもあります。

天気が下り坂に向かうことも?

笠雲やつるし雲は上空に湿った風が吹いているときに発生しやすいことから、笠雲が見られると天気が下り坂に向かうという観天望気(かんてんぼうき)があります。必ずしもあてはまるとは限りませんが、今回はどうでしょうか。

今日の富士山付近は晴れているものの、低気圧や前線の接近に伴って上空には湿った西南西の風が吹いていて、この影響で笠雲が発生しているとみられます。

このあとは富士山周辺でも天気が崩れ、雨が降る予想です。今回の笠雲も、観天望気の通り、天気が下り坂に向かうサインとなっているようです。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) 懸垂するサラリーマン さん ヒューケラ さん けん さん

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