落ち葉が笑顔や模様に! 身近な秋で楽しむ「落ち葉アート」

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秋が進み、朝晩の冷え込みを感じるようになりました。木々が赤や黄色に色づき、足元の落ち葉にも季節の深まりを感じます。

「冷え込む早朝から、せっせと落ち葉拾いに勤しんでいる」というのが、新潟市を中心に活動しているアーティストの若杉一穂さんです。その理由は「落ち葉アート」の作品づくりだと言います。

落ちている葉っぱでアート作品を

若杉さんはこの時季、弥彦公園「もみじ谷」(新潟県)などで、地面に落ちた葉っぱを使って作品を作っています。

「葉っぱの色や形を生かして模様を描いたり、顔の表情を作ったりと、自由な発想で楽しめます。落ち葉シーズンには、公園などで、その場に落ちている葉っぱを使った落ち葉アートの活動を行っています」(若杉さん)
落ち葉アートは誰でも楽しめるものだといいます。楽しむために大切にしているのが、次の6つのルールです。

「作品を作る素材は、必ず地面に落ちている葉っぱを使います。枝に付いている葉はどれもきれいですが、取ってはいけません。また、葉っぱは置くだけで、固定はしません。風が吹けば飛んでいっちゃうし、雨が降れば流れてしまい、時間がたてば色あせて黒ずんじゃいます。でも、それこそが落ち葉アートです」(若杉さん)

作ったあとも、変化を楽しむ

風や雨のような自然の営みによる変化だけでなく、人の手が加わって変化するのも楽しみの一つだといいます。

「私の作った作品は自由にさわってもらっても大丈夫です。記念に持ち帰っても、他の場所に移して置いても、オリジナルのアイテムを付け足しても大丈夫」(若杉さん)

ただし、公共の場で楽しんでいることも忘れないようにしましょう。

「公園を管理する方が、落ち葉アートを掃除の際に片付けても、それはごく当たり前のことです。

きれいな公園を楽しめるのは、管理されている方々がいるからこそ。感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。また、公園といっても、急な斜面や、高さのある橋の周辺など危険な場所もあります。落ち葉拾いの時は危険な場所に近づかないこと」(若杉さん)

散歩道にそっと置かれた落ち葉の笑顔(画像提供/若杉一穂)

そして、何と言っても楽しむ気持ちが大切です。

「落ち葉アートでは、みんなの様子を楽しむのも大切なことです。作品をみんながどのように楽しんでいるのか、その様子が次の作品へのヒントになります。みんなの笑顔や笑い声が、作品づくりの励みにもなっています」(若杉さん)

その場にある落ち葉の色や形を生かして作る楽しさもあるそうです。

「今シーズンは、可能なかぎりその場に落ちている材料で即興的に作ることにもチャレンジしています。皆さんも散策のついでにぜひ、足元の落ち葉に目を向けてみてください」(若杉さん)

身近な公園や散歩道でも、色とりどりの落ち葉に出合える季節です。今週末は美しく色づいた落ち葉を探して、自分なりの落ち葉アートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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