気象庁3か月予報 暖冬の可能性高い エルニーニョ現象がピークに

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10月20日(火)、気象庁は11月から1月までの3か月予報を発表しました。

過去最大の強さのエルニーニョ現象の影響もあり、日本付近には寒気が流れ込みにくくなります。全国的に気温は平年よりも高い予想で、暖冬となる可能性が高い状況です。日本海側の雪は平年より少ない予想となっています。
長期予報 この先3か月の天候見解

冬の季節風が弱く寒気が流れ込みにくい

エルニーニョ現象が過去最大の強さになっていて、海面水温は太平洋赤道域の東部から中部で高く、周辺海域では積乱雲の発生が多いとみられます。一方、フィリピン付近では積乱雲の発生が少ない予想です。

上空を吹く強い西寄りの風・偏西風は、ユーラシア大陸を中心に平年より南を流れやすく、日本付近でも平年よりやや南を流れ、弱い予想です。

シベリア高気圧の強さは平年並みになるものの、アリューシャン低気圧が西側で弱いため冬型になりにくく、日本付近は冬の季節風が弱くなるとみられます。
関連記事「エルニーニョ現象が過去最大の強さ」

全国的に気温は高く暖冬の可能性が高い

この先3か月の平均気温は、全国的に平年より高い予想です。月別にみても沖縄や九州から東北までは11月、12月、1月の全てが平年より高く、北海道も平年並みか平年より高い予想となっています。

11月の気温が高いことで、平野部の紅葉は平年より遅れる所が多い見通しです。
全国の紅葉見頃情報・予想

冬の期間も全体を通してみると気温が高く、暖冬になる可能性が高くなっています。

太平洋側で雨が多い 日本海側の雪は少ない

この先3か月の降水量は、沖縄や奄美、西日本と東日本の太平洋側で平年よりも多い予想となっています。

フィリピン付近の対流活動が不活発になることで高気圧が強まり、縁をまわる形で日本付近に湿った空気が流れ込んで太平洋側は低気圧や前線の影響を受けやすくなる見込みです。

北日本の日本海側は降水量が平年並みになるものの、寒気が弱いため雪になりにくく、降雪量は少ないとみられます。12月以降も冬らしい天気の日が少なくなりそうです。
長期予報 この先3か月の天候見解

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