週末のスペインで局地的な豪雨 再び雨の強まるおそれ

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スペイン・カタルーニャ地方では10月3日(土)〜4日(日)に大雨となり、大規模な洪水によって死者が出るなどの被害に見舞われています。

多い所では200mm以上の雨

スペイン北東部のカタルーニャ地方では3日(土)から4日(日)にかけて、局地的に激しい雨となりました。バルセロナでは3日(土)18〜24時の6時間で100mmを超える雨が降り、多い所では200mm以上の大雨になっています。

この大雨によってバルセロナの北東の町、グラノリェースでは川が氾濫し、市街地の道路や多数の駐車車両が濁流に呑まれました。地中海に面する沿岸都市ブラネスでも大量の泥水が街路に押し寄せ、住宅の地下室や地下駐車場が広範囲に水没しました。

今回の豪雨の要因はDANA(Depresión Aislada en Niveles Altos)と呼ばれる低気圧です。上空の偏西風から切り離された低気圧で、動きが遅く周辺では大気の状態が不安定になります。

そこに地中海から極めて多量の水蒸気が送り込まれたことで雨雲が発達し、カタルーニャ地方を次々に通過して豪雨をもたらしました。
スペインの雨雲レーダーをアプリで見るスペインの雨雲レーダー

雨の降りやすい状況は続く

ウェザーニュースの気象解析によると、切離低気圧は現地時間の5日(月)夜の時点でもスペインの西にあり、ピレネー山脈周辺やカタルーニャ内陸部では向こう数日間も大気の不安定な状態が継続する見通しです。

すでに土壌が限界まで水分を含んで飽和状態になっているとみられます。今後のわずかな雨でも河川が再び増水したり、土砂崩れを誘発するおそれがあり、厳重な警戒が必要です。

カタルーニャ州市民保護局は住民に対し、不要不急の外出を控えるとともに、増水した河川敷や地下道など危険箇所には決して近寄らないよう強く勧告しています。
スペイン周辺の警報の状況をアプリで見るスペイン周辺の警報の状況
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