インフルエンザにかかる人、かからない人の違いは? 知っておきたい今からの予防策
ウェザーニュース
シェアする
日本では例年12〜3月がインフルエンザの流行シーズンですが、2026年は東京都内で8月に流行が始まり、9月には注意報基準を超えるなど、例年より早く患者数が増えています。
日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター科長の山口順子先生は、「すでに東京都内のインフルエンザ患者報告数は注意報基準を超えています」と話します。
今後の流行拡大に備え、インフルエンザの特徴や予防策について山口先生に伺いました。
日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター科長の山口順子先生は、「すでに東京都内のインフルエンザ患者報告数は注意報基準を超えています」と話します。
今後の流行拡大に備え、インフルエンザの特徴や予防策について山口先生に伺いました。
インフルエンザはどのように感染する?
ウェザーニュースが「インフルエンザ対策をしていますか?」というアンケート調査を実施したところ、「はい」と答えた人は全国で51%、「いいえ」は49%でした。対策をしている人と、していない人がほぼ半々という結果になりました。
一方、男女別では差が見られました。女性は「はい」が61%と6割を超えましたが、男性は「いいえ」が56%と過半数を占めています。
そもそも、インフルエンザとはどのような病気でしょうか。
「インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などが比較的急に現れるのが特徴です。あわせて、風邪と同じように喉の痛みや咳、鼻水などの症状も見られます。
主な感染経路は、感染した人の咳やくしゃみの飛沫を吸い込む飛沫感染です。また、ウイルスが付着した手で口や鼻などの粘膜に触れることによる接触感染もあります」(山口先生)
一方、男女別では差が見られました。女性は「はい」が61%と6割を超えましたが、男性は「いいえ」が56%と過半数を占めています。
そもそも、インフルエンザとはどのような病気でしょうか。
「インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などが比較的急に現れるのが特徴です。あわせて、風邪と同じように喉の痛みや咳、鼻水などの症状も見られます。
主な感染経路は、感染した人の咳やくしゃみの飛沫を吸い込む飛沫感染です。また、ウイルスが付着した手で口や鼻などの粘膜に触れることによる接触感染もあります」(山口先生)
職場や学校などで同じように過ごしていても、自分だけインフルエンザにかかり、つらい思いをすることがあります。
「インフルエンザに感染しても、必ず38℃以上の発熱や頭痛が現れるとは限りません。症状が出ないまま経過する不顕性感染や、ごく軽い症状のまま回復する場合もあり、感染に気づかないこともあります。
一方で、同じような環境で過ごしていても、感染する人としない人がいます。
感染しやすさや、感染後に発症・重症化するかどうかには、主に『ウイルスに触れる機会』『免疫』『体調』の3つが関係すると考えられます」(山口先生)
「まず、インフルエンザウイルスは鼻や喉の粘膜から感染します。そのため、ウイルスに触れる機会を減らせば、感染リスクも下がります。電車など人が混み合う場所ではマスクを着用し、こまめに手を洗って、手に付いたウイルスを口や鼻の粘膜に移さないようにしましょう。
免疫も大切です。ウイルスや細菌など、体にとって有害なものが侵入したときに、それらを排除する働きが免疫機能です。インフルエンザに感染した場合も、免疫が働いてウイルスの増殖を抑えることで、発症や重症化のリスクを下げることにつながります。
免疫機能が正常に働くには、体調も関わります。睡眠や休養を十分にとり、体の抵抗力を保つことが大切です」(山口先生)
「インフルエンザに感染しても、必ず38℃以上の発熱や頭痛が現れるとは限りません。症状が出ないまま経過する不顕性感染や、ごく軽い症状のまま回復する場合もあり、感染に気づかないこともあります。
一方で、同じような環境で過ごしていても、感染する人としない人がいます。
感染しやすさや、感染後に発症・重症化するかどうかには、主に『ウイルスに触れる機会』『免疫』『体調』の3つが関係すると考えられます」(山口先生)
「まず、インフルエンザウイルスは鼻や喉の粘膜から感染します。そのため、ウイルスに触れる機会を減らせば、感染リスクも下がります。電車など人が混み合う場所ではマスクを着用し、こまめに手を洗って、手に付いたウイルスを口や鼻の粘膜に移さないようにしましょう。
免疫も大切です。ウイルスや細菌など、体にとって有害なものが侵入したときに、それらを排除する働きが免疫機能です。インフルエンザに感染した場合も、免疫が働いてウイルスの増殖を抑えることで、発症や重症化のリスクを下げることにつながります。
免疫機能が正常に働くには、体調も関わります。睡眠や休養を十分にとり、体の抵抗力を保つことが大切です」(山口先生)
今からできる予防策
インフルエンザの流行が広がるなか、今からできる対策は何でしょうか。
「心がけたいのは、睡眠不足を避けること、栄養バランスのよい食事をとること、無理のない運動をすることなどで体調を整えておくことです。免疫力を高める食品が話題になることもありますが、特定の食品に頼るより、まずは栄養不足を防ぐことが基本です。
近年は、腸内環境と免疫機能の関係も注目されています。お腹や体を冷やしすぎないようにするなど、日ごろから体調管理を心がけましょう。
環境を整えることも役立ちます。秋が深まり冬になると、気温が下がり、空気も乾燥してきます。特に、喉の粘膜の防御機能は乾燥すると低下します。加湿器などを使って室内の湿度を50〜60%に保つほか、室温や換気にも気を配りましょう」(山口先生)
免疫など、体の防御機能を保つためにも、睡眠や食事など生活の基本を整えることが大切です。
「そして、もう一つの対策がワクチン接種です。ワクチン接種により、発病を抑えたり、重症化を防いだりする効果が期待されています。
接種後、効果が現れるまでには約2週間かかるため、流行前の接種が望ましいとされています。今季はすでに流行が始まった地域もあるため、接種の時期などは自治体や医療機関の案内を確認しましょう」(山口先生)
手洗いやマスク、十分な睡眠・休養など、できる対策を重ねて流行に備えましょう。
関連記事「すすぎ時間に注目!?手洗いのポイント」
お天気ニュース記事一覧お天気ニュース 記事一覧
「心がけたいのは、睡眠不足を避けること、栄養バランスのよい食事をとること、無理のない運動をすることなどで体調を整えておくことです。免疫力を高める食品が話題になることもありますが、特定の食品に頼るより、まずは栄養不足を防ぐことが基本です。
近年は、腸内環境と免疫機能の関係も注目されています。お腹や体を冷やしすぎないようにするなど、日ごろから体調管理を心がけましょう。
環境を整えることも役立ちます。秋が深まり冬になると、気温が下がり、空気も乾燥してきます。特に、喉の粘膜の防御機能は乾燥すると低下します。加湿器などを使って室内の湿度を50〜60%に保つほか、室温や換気にも気を配りましょう」(山口先生)
免疫など、体の防御機能を保つためにも、睡眠や食事など生活の基本を整えることが大切です。
「そして、もう一つの対策がワクチン接種です。ワクチン接種により、発病を抑えたり、重症化を防いだりする効果が期待されています。
接種後、効果が現れるまでには約2週間かかるため、流行前の接種が望ましいとされています。今季はすでに流行が始まった地域もあるため、接種の時期などは自治体や医療機関の案内を確認しましょう」(山口先生)
手洗いやマスク、十分な睡眠・休養など、できる対策を重ねて流行に備えましょう。
関連記事「すすぎ時間に注目!?手洗いのポイント」
お天気ニュース記事一覧お天気ニュース 記事一覧
シェアする
お天気ニュース
各エリアの天気予報
アクセスランキング
アメダスランキング
気温
降水量
風
降雪量
湿度
順位
地点
観測値




