今年の新米は豊作? 2026年産の「新米予報」で気になる味や価格をチェック
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秋の味覚が続々と出回るなか、いよいよ新米の季節を迎えています。2025年は米の価格高騰や備蓄米の放出が話題になりましたが、2026年産のお米の出来具合はどうでしょうか。五ツ星お米マイスターの西島豊造さんに伺いました。
2026年産は収量が平均を「やや上回る」地域が多い
今年のお米の作柄は、全国的にはおおむね良好な見込みだといいます。
「農林水産省の8月15日時点の見込みでは、北海道、新潟、富山、福井、山形、埼玉などを含む24道府県が、近年の平均と比べて10a(アール)当たり収量が『やや上回る』とされています。
一方、秋田、宮城、福島、茨城、栃木、長野などは『平均並み』。青森、岩手、千葉では『やや下回る』と見込まれています。全体としてみると、2026年産は『大きな不作』という状況ではなく、平均並みからやや良好な産地が多いといえそうです。
農林水産省によると、5月の田植え期以降、総じて日照時間が多く推移したことが、今年の作柄を押し上げる要因となっているとのことです。
ただ、7~8月に日照不足や雨の多かった地域もあります。また、9月に入ってからの線状降水帯による大雨や、長雨の影響で稲刈りが遅れているという現状もあり、今後の天候によって作柄は変わる可能性があります」(西島さん)
「農林水産省の8月15日時点の見込みでは、北海道、新潟、富山、福井、山形、埼玉などを含む24道府県が、近年の平均と比べて10a(アール)当たり収量が『やや上回る』とされています。
一方、秋田、宮城、福島、茨城、栃木、長野などは『平均並み』。青森、岩手、千葉では『やや下回る』と見込まれています。全体としてみると、2026年産は『大きな不作』という状況ではなく、平均並みからやや良好な産地が多いといえそうです。
農林水産省によると、5月の田植え期以降、総じて日照時間が多く推移したことが、今年の作柄を押し上げる要因となっているとのことです。
ただ、7~8月に日照不足や雨の多かった地域もあります。また、9月に入ってからの線状降水帯による大雨や、長雨の影響で稲刈りが遅れているという現状もあり、今後の天候によって作柄は変わる可能性があります」(西島さん)
「収穫量」と「おいしさ」は別もの
今年は収量が平均をやや上回る地域が多いとのことですが、豊作なら、お米はおいしくなるのでしょうか。
「お米の収穫量が多いことと食味がよいことは、必ずしも同じではありません。
稲は出穂(でほ・しゅっすい)から登熟(とうじゅく)する時期の気温や日照などの影響を受けます。特に、穂が出てから米粒が実っていく時期に高温が続くと、米粒が白く濁る『白未熟粒』が発生しやすくなるなど、品質に影響することがあります。
そのため、今年のお米についても『たくさんとれたか』だけでなく、粒の充実や品質がどうなっているかがポイントになります。
さらに、収穫後に急激に乾燥させたり、乾燥させすぎたりすると、食味・品質が低下してしまいます」(西島さん)
「お米の収穫量が多いことと食味がよいことは、必ずしも同じではありません。
稲は出穂(でほ・しゅっすい)から登熟(とうじゅく)する時期の気温や日照などの影響を受けます。特に、穂が出てから米粒が実っていく時期に高温が続くと、米粒が白く濁る『白未熟粒』が発生しやすくなるなど、品質に影響することがあります。
そのため、今年のお米についても『たくさんとれたか』だけでなく、粒の充実や品質がどうなっているかがポイントになります。
さらに、収穫後に急激に乾燥させたり、乾燥させすぎたりすると、食味・品質が低下してしまいます」(西島さん)
コシヒカリ、あきたこまちRなどの出来具合は?
新米の時期になると、やはり気になるのが品種ごとの出来具合です。
「まだ収穫・評価されていない品種があり、11月にならないと評価が出そろいませんが、今のところ、日本を代表するブランド米の一つである新潟県のコシヒカリは、農産物検査で最も高い等級の一等米の割合が前年産より10ポイント程度高くなりそうです。
秋田のあきたこまちR(あきたこまちの改良種)は、8割以上が一等米で粒は小ぶりですが、透明感のある仕上がりです。
北海道のゆめぴりかは、一部産地では全量一等米のところが出るなど、非常に良好な結果が出ています。
山形のはえぬき、ひとめぼれ、雪若丸は9月に入ってから収穫が始まり、一部地域では品質が非常に良好との報告が上がっています。
鹿児島の金峰コシヒカリは、一等米比率が9割強となり、品質が良好で粒が大きく、粘りや甘みのある仕上がりと評価されています」(西島さん)
「まだ収穫・評価されていない品種があり、11月にならないと評価が出そろいませんが、今のところ、日本を代表するブランド米の一つである新潟県のコシヒカリは、農産物検査で最も高い等級の一等米の割合が前年産より10ポイント程度高くなりそうです。
秋田のあきたこまちR(あきたこまちの改良種)は、8割以上が一等米で粒は小ぶりですが、透明感のある仕上がりです。
北海道のゆめぴりかは、一部産地では全量一等米のところが出るなど、非常に良好な結果が出ています。
山形のはえぬき、ひとめぼれ、雪若丸は9月に入ってから収穫が始まり、一部地域では品質が非常に良好との報告が上がっています。
鹿児島の金峰コシヒカリは、一等米比率が9割強となり、品質が良好で粒が大きく、粘りや甘みのある仕上がりと評価されています」(西島さん)
新米が出回ると、お米の価格はどうなる?
新米が出回るなか、お米の価格はどう動いているのでしょうか。
「農林水産省が公表した全国約1000店舗のスーパーのPOSデータでは、2026年9月14~20日の米全体の5kg当たり平均販売価格は2934円(税込)でした。前年同期と比べると30.9%安くなっています。
2026年の米価格は、年明け以降下落傾向となっており、9月には2週連続で3000円を下回りました。新米の出回りが本格化するなかで、今後の価格がどう動くのかにも注目が集まりそうです。
前述したように、2026年産のお米は全国的には平均並みからやや良好な作柄が見込まれていますが、これから収穫期を迎える地域では、台風や大雨などの天候が品質に影響する可能性もあります。
そのため、今年のお米の最終的な出来や価格を判断するには、もう少し時間が必要です。ただ、昨年のお米の在庫が多く残っている現状から、全体的に価格は下がっていくと思います」(西島さん)
これから新米が出そろう時季に入ります。粒の大きさや粘り、甘みなど、品種ごとに個性豊かです。いろいろな品種からお好みのものを探してみませんか。
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「農林水産省が公表した全国約1000店舗のスーパーのPOSデータでは、2026年9月14~20日の米全体の5kg当たり平均販売価格は2934円(税込)でした。前年同期と比べると30.9%安くなっています。
2026年の米価格は、年明け以降下落傾向となっており、9月には2週連続で3000円を下回りました。新米の出回りが本格化するなかで、今後の価格がどう動くのかにも注目が集まりそうです。
前述したように、2026年産のお米は全国的には平均並みからやや良好な作柄が見込まれていますが、これから収穫期を迎える地域では、台風や大雨などの天候が品質に影響する可能性もあります。
そのため、今年のお米の最終的な出来や価格を判断するには、もう少し時間が必要です。ただ、昨年のお米の在庫が多く残っている現状から、全体的に価格は下がっていくと思います」(西島さん)
これから新米が出そろう時季に入ります。粒の大きさや粘り、甘みなど、品種ごとに個性豊かです。いろいろな品種からお好みのものを探してみませんか。
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