彼岸花には毒がある? ヒガンバナにまつわる3つの豆知識
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この時期に咲く代表的な花といえば「ヒガンバナ(彼岸花)」が思い浮かびます。曼殊沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれ、よく墓地に咲いていることから不吉なイメージも持たれる花ですが、植物学的にはどんな特徴があるのでしょうか。
ヒガンバナの3つの秘密について、日本花の会研究員の小山徹さんに伺いました。
ヒガンバナの3つの秘密について、日本花の会研究員の小山徹さんに伺いました。
ヒガンバナとはどんな花?
まず、ヒガンバナとはどんな花なのか教えていただきました。
「ヒガンバナは中国大陸原産のヒガンバナ属の多年草です。北海道や東北地方を除く日本全国で自生していて、9月中旬になると地中から蕾を出し、直径10〜15cm程度の集合花を咲かせます。
花が終わる頃になると葉が大きく伸び、そのまま冬を越します。春になると葉は枯れ、夏の休眠期に入る花です」(小山さん)
「ヒガンバナは中国大陸原産のヒガンバナ属の多年草です。北海道や東北地方を除く日本全国で自生していて、9月中旬になると地中から蕾を出し、直径10〜15cm程度の集合花を咲かせます。
花が終わる頃になると葉が大きく伸び、そのまま冬を越します。春になると葉は枯れ、夏の休眠期に入る花です」(小山さん)
ヒガンバナには毒がある?
かつては非常食でもあった?
一方で飢饉のときなどの非常食だったとも聞きます。毒なのに食べられていたのでしょうか。
「ヒガンバナは有毒植物ですが、球根があるためデンプンを含んでいます。そこで球根をすりつぶし何度も水にさらして毒を抜くことで、食用にもなります。
飢饉など食料の確保が難しい時期に食されたようで、団子や雑穀と混ぜて食べられたようです」(小山さん)
「ヒガンバナは有毒植物ですが、球根があるためデンプンを含んでいます。そこで球根をすりつぶし何度も水にさらして毒を抜くことで、食用にもなります。
飢饉など食料の確保が難しい時期に食されたようで、団子や雑穀と混ぜて食べられたようです」(小山さん)
ヒガンバナは赤色だけじゃない?
ヒガンバナといえば真っ赤な色が思い浮かびますが、白いヒガンバナもあるといいます。
「リコリス(ヒガンバナの園芸品種)の花色は赤だけでなく、白、桃、橙などさまざまです。ヒガンバナの別名は他にも数百~千ほどあるともいわれていますが、正確な数はわかりません。
これは私見ですが、全国で見ることができ、花の咲き方や咲く場所が独特で、有毒であることなどから、地方によってさまざまな名前で呼ばれているのだと思います。
つまり、それだけ人目につきやすく、人々が暮らす生活圏の間近にあり、気になる花だったからではないでしょうか」(小山さん)
「リコリス(ヒガンバナの園芸品種)の花色は赤だけでなく、白、桃、橙などさまざまです。ヒガンバナの別名は他にも数百~千ほどあるともいわれていますが、正確な数はわかりません。
これは私見ですが、全国で見ることができ、花の咲き方や咲く場所が独特で、有毒であることなどから、地方によってさまざまな名前で呼ばれているのだと思います。
つまり、それだけ人目につきやすく、人々が暮らす生活圏の間近にあり、気になる花だったからではないでしょうか」(小山さん)
全国各地の群生地では一面が真紅に染まる景色を楽しむことができます。お出かけの計画に、ヒガンバナの鑑賞を加えてみてはいかがでしょうか。
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表紙写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)Clear Colorさん
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