ゴキブリは何階まで上がる? 高層階でも目撃!? 意外な侵入経路と対策
ウェザーニュース
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9月中旬は、朝晩を中心に少しずつ秋の気配が感じられる頃です。一方で、日中は気温が上がる日もあり、蒸し暑さを感じることもあります。
残暑がやや落ち着いても、ゴキブリの活動がすぐに収まるわけではありません。気温が比較的高いうえ、秋雨によって湿度も高くなりやすい9月は、ゴキブリにとって活動しやすい時期が続くといいます。
秋は冬越しや産卵に向けて餌や温かい場所を求める時期でもあるため、特に注意が必要です。
特にマンションなどの高層階は、ゴキブリに「遭遇しにくい」といわれる一方で、「高層階ならではの侵入経路がある」とも聞きます。本当のところはどうなのでしょうか。虫ケア用品最大手のアース製薬に教えていただきます。
残暑がやや落ち着いても、ゴキブリの活動がすぐに収まるわけではありません。気温が比較的高いうえ、秋雨によって湿度も高くなりやすい9月は、ゴキブリにとって活動しやすい時期が続くといいます。
秋は冬越しや産卵に向けて餌や温かい場所を求める時期でもあるため、特に注意が必要です。
特にマンションなどの高層階は、ゴキブリに「遭遇しにくい」といわれる一方で、「高層階ならではの侵入経路がある」とも聞きます。本当のところはどうなのでしょうか。虫ケア用品最大手のアース製薬に教えていただきます。
ゴキブリ、何階で見かけた?
家の中で遭遇したくない害虫の代表格といえば、ゴキブリではないでしょうか。ゴキブリについては、マンションなどの「高層階なら出現しない」という話を耳にすることもあります。
そこでウェザーニュースは、「この夏、ゴキブリを自宅の何階で見かけましたか?」というアンケート調査を実施しました。その結果、「見ていない」が55.9%だった一方、44.1%が自宅でゴキブリを目撃していたことがわかりました。
ゴキブリを見た人に限って目撃した階をみると、「1階」が71.2%と圧倒的に多く、次いで「2階」が18.5%、「3階」が3.6%でした。日本には戸建て住宅や低層の集合住宅が多いことも、低い階での回答が多くなった背景にあると考えられます。
一方、「11階以上」で見かけた人も0.9%いました。高層階だからといって、ゴキブリがまったく出現しないとは限らないようです。
そこでウェザーニュースは、「この夏、ゴキブリを自宅の何階で見かけましたか?」というアンケート調査を実施しました。その結果、「見ていない」が55.9%だった一方、44.1%が自宅でゴキブリを目撃していたことがわかりました。
ゴキブリを見た人に限って目撃した階をみると、「1階」が71.2%と圧倒的に多く、次いで「2階」が18.5%、「3階」が3.6%でした。日本には戸建て住宅や低層の集合住宅が多いことも、低い階での回答が多くなった背景にあると考えられます。
一方、「11階以上」で見かけた人も0.9%いました。高層階だからといって、ゴキブリがまったく出現しないとは限らないようです。
「何階以上なら安心」とはいえない?
実際のところ、ゴキブリは何階以上なら安心といえるのでしょうか。
「高層階は低層階に比べて屋外から入り込む機会が少ないものの、『何階以上なら安心』とはいえません。ゴキブリは自力で移動するだけでなく、さまざまな経路や手段によって建物を上がることができるため、何階であっても出現する可能性があります」
実際、ウェザーニュースのアンケートでも、11階以上の自宅で目撃したという回答がありました。
「クロゴキブリの移動能力に関する研究・報告では、1週間に約25m移動し、移動できる環境であれば2~4部屋にわたって活動することが知られています。高層階でも、いったん建物内に入り込めば、そこから別の部屋へ移動することがあるのです」
「高層階は低層階に比べて屋外から入り込む機会が少ないものの、『何階以上なら安心』とはいえません。ゴキブリは自力で移動するだけでなく、さまざまな経路や手段によって建物を上がることができるため、何階であっても出現する可能性があります」
実際、ウェザーニュースのアンケートでも、11階以上の自宅で目撃したという回答がありました。
「クロゴキブリの移動能力に関する研究・報告では、1週間に約25m移動し、移動できる環境であれば2~4部屋にわたって活動することが知られています。高層階でも、いったん建物内に入り込めば、そこから別の部屋へ移動することがあるのです」
高層階に“現れる”3つの要因
ゴキブリの飛翔能力はそれほど高くないといわれます。それでも、高層階に現れるのはなぜなのでしょうか。
「主に『建物内の侵入経路』『荷物による持ち込み』『生息しやすい室内環境』という3つの要因が挙げられます。
1つめは、建物内にさまざまな侵入経路があることです。ゴキブリは非常に平らな体をしており、数ミリ程度のわずかな隙間からでも侵入できます。
換気口、窓やドアの隙間、網戸の歪み、排水口、ベランダや廊下の排水パイプ、さらにはエアコンのドレンホース(排水ホース)などが代表的な侵入経路です。配管などを伝って建物内を移動したり、上層階のベランダや隣の部屋から入り込んだりすることがあります。
2つめは、荷物や段ボールなどと一緒に持ち込まれることです。近年は宅配便の利用が増え、外から室内へ段ボールを持ち込む機会も多くなっています。段ボールの隙間にゴキブリの幼虫や卵(卵鞘)が潜んでいることがあり、それに気づかず室内へ運び入れてしまう可能性があります。
持ち込まれた卵が室内で孵化し、幼虫が成長すると、住人には『いつの間にか高層階に住み着いていた』ように感じられるケースもあります。
3つめは、ゴキブリにとって生息しやすい環境が整っていることです。タワーマンションなどは気密性が高く、冷暖房によって年間を通じて室温が一定に保たれやすい傾向があります。
屋外の気温が下がる季節でも、室内には暖かさや水分、餌があるため、ゴキブリが生息・繁殖しやすくなります。こうした環境も、高層階での目撃や定着につながるのです」
「主に『建物内の侵入経路』『荷物による持ち込み』『生息しやすい室内環境』という3つの要因が挙げられます。
1つめは、建物内にさまざまな侵入経路があることです。ゴキブリは非常に平らな体をしており、数ミリ程度のわずかな隙間からでも侵入できます。
換気口、窓やドアの隙間、網戸の歪み、排水口、ベランダや廊下の排水パイプ、さらにはエアコンのドレンホース(排水ホース)などが代表的な侵入経路です。配管などを伝って建物内を移動したり、上層階のベランダや隣の部屋から入り込んだりすることがあります。
2つめは、荷物や段ボールなどと一緒に持ち込まれることです。近年は宅配便の利用が増え、外から室内へ段ボールを持ち込む機会も多くなっています。段ボールの隙間にゴキブリの幼虫や卵(卵鞘)が潜んでいることがあり、それに気づかず室内へ運び入れてしまう可能性があります。
持ち込まれた卵が室内で孵化し、幼虫が成長すると、住人には『いつの間にか高層階に住み着いていた』ように感じられるケースもあります。
3つめは、ゴキブリにとって生息しやすい環境が整っていることです。タワーマンションなどは気密性が高く、冷暖房によって年間を通じて室温が一定に保たれやすい傾向があります。
屋外の気温が下がる季節でも、室内には暖かさや水分、餌があるため、ゴキブリが生息・繁殖しやすくなります。こうした環境も、高層階での目撃や定着につながるのです」
高層階でも油断禁物、侵入を防ぐには?
高層階でも油断できないゴキブリの侵入。室内に持ち込まないために、どのような対策ができるのでしょうか。
「まず、ゴキブリが侵入できる隙間をできる限り塞ぎます。窓やドアの隙間に隙間テープを貼ったり、換気口やエアコンのドレンホース(排水ホース)の先端に防虫ネットや専用キャップを取り付けたりして、外部からの侵入経路を遮断することが大切です。
次に、宅配便などの段ボールは長期間室内にため込まず、できるだけ早く処分しましょう。段ボールの隙間にゴキブリや卵(卵鞘)が潜んでいる可能性があるためです。
また、屋外用の毒餌剤を使って、室内へ侵入される前に対策するのも効果的です。玄関付近やエアコンの室外機の横、ベランダのプランターの周辺などに設置します。建物に近づいたゴキブリを屋外で駆除することで、室内への侵入を防ぎやすくなります」
高層階だからと安心せず、侵入経路を塞ぐことや段ボールをため込まないことなど、日頃から対策を続けることが大切です。
9月に入って暑さが落ち着き始めても、ゴキブリが活動しやすい気温や湿度は続きます。秋だからと油断せず、住まいの対策を改めて見直してみましょう。
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「まず、ゴキブリが侵入できる隙間をできる限り塞ぎます。窓やドアの隙間に隙間テープを貼ったり、換気口やエアコンのドレンホース(排水ホース)の先端に防虫ネットや専用キャップを取り付けたりして、外部からの侵入経路を遮断することが大切です。
次に、宅配便などの段ボールは長期間室内にため込まず、できるだけ早く処分しましょう。段ボールの隙間にゴキブリや卵(卵鞘)が潜んでいる可能性があるためです。
また、屋外用の毒餌剤を使って、室内へ侵入される前に対策するのも効果的です。玄関付近やエアコンの室外機の横、ベランダのプランターの周辺などに設置します。建物に近づいたゴキブリを屋外で駆除することで、室内への侵入を防ぎやすくなります」
高層階だからと安心せず、侵入経路を塞ぐことや段ボールをため込まないことなど、日頃から対策を続けることが大切です。
9月に入って暑さが落ち着き始めても、ゴキブリが活動しやすい気温や湿度は続きます。秋だからと油断せず、住まいの対策を改めて見直してみましょう。
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