ブドウは粒の位置で甘さが違う
ブドウは一房の中でも、粒のついている場所によって甘さに違いがあるのでしょうか。
「巨峰に限らず、ブドウは房全体が同時に熟すのではなく、軸に近い上側から成熟が進みます。一見すると同じように熟しているように見える一房でも、上側と下側では成熟の進み具合に差があるのです。
成熟すると、粒には糖が蓄積するとともに酸味が減っていきます。そのため、先に成熟する上側ほど甘みが強く、下側には酸味が残りやすい傾向があります。房の上から下まで、すべての粒が同じ甘さというわけではありません。
つまり、甘みの強い上側から先に食べると、その後に食べる下側の粒は酸味を感じやすくなります。反対に、甘みがやや控えめな下側から食べ、だんだん上へ食べ進めていけば、食べるほど甘みが強くなっていきます。最後に最も甘い部分を味わえるので、一房を最後までおいしく楽しめるというわけです。
特に巨峰は糖度が高いブドウなので、違いがわかりやすいと思います。
最近は巨峰も種なしが多くなっていますが、私の経験では種ありの方が糖度が上がりやすく、酸味も抜けやすい傾向があるようです。私は甘さを重視するなら、種ありを選びます」(後藤さん)
「巨峰に限らず、ブドウは房全体が同時に熟すのではなく、軸に近い上側から成熟が進みます。一見すると同じように熟しているように見える一房でも、上側と下側では成熟の進み具合に差があるのです。
成熟すると、粒には糖が蓄積するとともに酸味が減っていきます。そのため、先に成熟する上側ほど甘みが強く、下側には酸味が残りやすい傾向があります。房の上から下まで、すべての粒が同じ甘さというわけではありません。
つまり、甘みの強い上側から先に食べると、その後に食べる下側の粒は酸味を感じやすくなります。反対に、甘みがやや控えめな下側から食べ、だんだん上へ食べ進めていけば、食べるほど甘みが強くなっていきます。最後に最も甘い部分を味わえるので、一房を最後までおいしく楽しめるというわけです。
特に巨峰は糖度が高いブドウなので、違いがわかりやすいと思います。
最近は巨峰も種なしが多くなっていますが、私の経験では種ありの方が糖度が上がりやすく、酸味も抜けやすい傾向があるようです。私は甘さを重視するなら、種ありを選びます」(後藤さん)
巨峰をより美味しく楽しむには?
では、甘くておいしい巨峰を選ぶには、どこに注目すればよいのでしょうか。
「まず、軸が緑色でしっかりしているものを選びます。粒はふっくらと張りがあり、色が濃く、そろっているものが目安です。
表面の白っぽい粉は『ブルーム(果粉)』と呼ばれ、果実の水分が失われるのを防ぐなど、ブドウを守る働きがあります。触ったりこすれたりすると落ちやすいため、ブルームがきれいに残っているものも選ぶポイントです」(後藤さん)
「まず、軸が緑色でしっかりしているものを選びます。粒はふっくらと張りがあり、色が濃く、そろっているものが目安です。
表面の白っぽい粉は『ブルーム(果粉)』と呼ばれ、果実の水分が失われるのを防ぐなど、ブドウを守る働きがあります。触ったりこすれたりすると落ちやすいため、ブルームがきれいに残っているものも選ぶポイントです」(後藤さん)
購入後は、保存方法にも注意が必要です。
「ブドウは収穫後に糖度が増す『追熟する果物』ではないので、鮮度のよいうちに食べるのがおすすめです。
すぐに食べない場合は、新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。長めに保存するなら、軸を少し残してハサミで一粒ずつ切り離すと傷みにくくなります。
また、冷やしすぎると甘みを感じにくくなるので、食べる少し前に冷蔵庫から出しておくのがおすすめです」(後藤さん)
旬の巨峰をよりおいしく味わうために、選び方や保存方法とともに、「下から食べて、最後に一番甘いところ」も試してみてはいかがでしょうか。
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「ブドウは収穫後に糖度が増す『追熟する果物』ではないので、鮮度のよいうちに食べるのがおすすめです。
すぐに食べない場合は、新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。長めに保存するなら、軸を少し残してハサミで一粒ずつ切り離すと傷みにくくなります。
また、冷やしすぎると甘みを感じにくくなるので、食べる少し前に冷蔵庫から出しておくのがおすすめです」(後藤さん)
旬の巨峰をよりおいしく味わうために、選び方や保存方法とともに、「下から食べて、最後に一番甘いところ」も試してみてはいかがでしょうか。
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