台風24号は北上して大雨のおそれ 台風18号は中国の沿岸を迷走

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9月1日(火)21時現在、台風24号(クロヴァン)は日本の南に停滞しています。今後は次第に北上する予想で、前線の活動を活発化させて大雨をもたらすおそれがあるため警戒が必要です。

台風18号(ソウデル)は中国・華南の沿岸を迷走するため雨量のまとまりが懸念されます。
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24号 ゆっくりと北上 進路の誤差が大きい

▼台風24号 9月1日(火)21時
 中心位置   日本の南
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   996 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s
台風24号の最新情報

台風24号(クロヴァン)はゆっくりと北上する予想です。予報円の中心に注目すると、進路は南大東島近海、奄美群島近海と北上したあと、南東に向きを変えるように見えます。

一方、台風の中心が入る確率が70%の領域を示す予報円そのものに注目すると、中心は5日(土)頃には九州南部〜奄美付近のどこか、6日(日)には四国沖〜沖縄付近のどこかに進むと読み取ることができ、予報にはかなり大きな幅があることがわかります。予報円の大きさは台風の強さとは関係なく、大きいことは進路が不確実であることを示しています。5日先の予報円の直径は920kmもあります。

なぜ予報にこれほどの幅があるかというと、予報の基礎となる数値予報モデルのシミュレーション結果がばらついているためです。今回は上空の気圧の谷や高気圧との位置関係次第で進路は大幅に変わるため、ばらつき(誤差)が大きくなっていると考えられます。

この誤差は日がたつにつれて縮小する見込みですので、最新の台風情報を随時ご確認ください。
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24号 秋雨前線の活動が活発になり雨雲が発達

台風24号の北上にあわせて、日本海から本州付近に秋雨前線が南下してきます。この前線に向かって台風周辺の暖かく湿った空気が大量に流れ込むことで、台風から離れた前線近傍で雨雲が発達するおそれがあります。

特に4日(金)頃は前線の活動が活発になり、西日本から東日本の広い範囲で雨が降るとみられます。西日本は7月以降の少雨で渇水となっている所があり、恵みの雨になる一方で、大雨による災害が心配されるような降り方になる可能性があります。

台風の進路によって、雨の強まるタイミングやエリアが変わる見通しです。大雨が長引くことも考えられますので、最新の情報を確認のうえ、雨に対する備えを進めてください。
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ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像

18号 中国や台湾は大雨のおそれ

▼台風18号 9月1日(火)21時
 中心位置   南シナ海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     東北東 25 km/h
 中心気圧   994 hPa
 最大風速   18 m/s
 最大瞬間風速 25 m/s
台風18号の最新情報

奄美や沖縄に暴風雨をもたらした台風18号(ソウデル)は大陸で熱帯低気圧になりましたが、南シナ海で発達して再び台風18号(ソウデル)になりました。いわゆる「復活台風」です。

台風18号は中国の沿岸をを東北東に進み、3日(木)頃からは再び折り返して大陸沿岸を西南西に進む予想です。華南の沿岸地域や台湾では、台風周辺の活発な雨雲や南西モンスーンによる雨雲が断続的にかかるため、雨量がかさむおそれがあります。

洪水や土砂災害などのおそれがあり、気象当局は警戒を呼びかけています。
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平年よりかなりハイペースで発生 秋台風は要注意

平年の台風発生数

2026年は序盤からかなり早いペースで台風が発生していて、8月末までの累計でも平年より10個ほど多くなっています。

8月には10個の台風が発生していて、月単位の集計で1か月に10個の台風が発生するのは1966年8月以来で60年ぶりのことでした。1951年以降、月に10個以上の台風が発生したのは過去2例のみで、先月が3回目でした。

9月の台風発生数の平年値は5.0個と8月に比べると若干少なくなるものの、接近数の平年値は8月と同値、沖縄や奄美を除く本土への接近数は9月が上回ります。

秋の台風はスピードも速いため、被害をもたらす台風が多いことも特徴です。台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。

また、今年は1月から9月まで毎月台風が発生している状況です。1951年からの統計で、1月から9月まで毎月台風が発生したのは1965年、2015年と今年2026年の3回のみです。
秋台風はなぜ怖い? 進路や速さに注意 上陸時の勢力も強い傾向
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台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風18号の名前「ソウデル(Saudel)」はミクロネシアが提案した名称で、伝説上の首長の護衛兵に由来しています。

台風24号の名前「クロヴァン(Krovanh/ក្រវាញ)」はカンボジアが提案した台風の名称で、木の名前(カルダモン)のクメール語からとられています。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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