台風18号(ソウデル)は暴風域を伴う 強い勢力を保って沖縄接近か

2026-08-21 15:49 ウェザーニュース

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8月21日(金)15時現在、台風18号(ソウデル)はマリアナ諸島付近を北北西に進んでいます。

中心付近の最大風速は30m/sに達して暴風域を伴い、今後はさらに発達する見込みです。来週は強い勢力で沖縄に近づくおそれがあります。
▼台風18号 8月21日(金)15時
 中心位置   マリアナ諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北北西 20 km/h
 中心気圧   975 hPa
 最大風速   30 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 45 m/s
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雲の渦巻きが明瞭に

台風18号は発達を続け暴風域を伴っています。衛星画像でも台風らしい雲の渦が形成されてきました。発達のピークとなる23日(日)〜24日(月)には中心気圧が925hPaまで低下し、最大風速が50m/sと「非常に強い勢力」になる見込みです。

25日(火)頃に沖縄・大東島地方を通過して、26日(水)にかけて沖縄本島などにかなり近づくおそれがあります。この時点でも「強い」勢力を保つとみられますので、沖縄や奄美でも早めの警戒が必要です。

ただ、26日(水)は予報円は25日(火)までに比べて大きく、予測の不確実性が大きいことを示しています。
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ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像

九州の太平洋側で雨が強まりやすい進路か

また、北寄りの進路を進んだ場合は九州など西日本の太平洋側に湿った空気が流れ込みやすくなり、中心から離れていても雨雲が発達するおそれがあります。

沖縄付近から東シナ海へ進む進路の場合、宮崎県や鹿児島県大隅地方など九州の太平洋側で強い雨が長時間続き、総雨量が多くなるケースがありますので、今後の情報に注意をしてください。
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西寄りの進路がやや優勢に

参考 世界各国の気象機関が計算した進路の数値シミュレーション結果

この図の細い線1本1本は、世界各国の気象機関が計算した数値シミュレーションの結果をあらわします。アンサンブル予報という手法による低気圧中心の計算結果で、初期値に意図的な誤差を与えることで予報の確実性などを検討する材料になります。

これらを比較すると、紀伊半島の南の海上あたりまでは概ね揃っていることがわかります。その後は段々とバラツキが大きくなり、現時点では沖縄方面に西進するものがやや優勢ながらも、九州や朝鮮半島方面に北上するものもある状況です。

現在、日本付近を覆っている高気圧の勢力と、上空の気圧の谷の通過タイミングや深さが大きく影響するとみられます。

まだしばらく先の予測のため、シミュレーション結果には大きな不確実性があります。この誤差は日がたつにつれて縮小する見込みですので、最新の台風情報を随時ご確認ください。
最大10日先まで延長 台風進路予測Max(要ログイン)
世界各国の進路予想(要ログイン)

台風の暴風域に入る確率

5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
 東京都
  小笠原諸島     19%
 宮崎県        5%
 鹿児島県       13%
  薩摩・大隅地方   7%
  甑島        6%
  種子島・屋久島地方 13%
 奄美地方       50%
 沖縄本島地方
  本島北部・中南部  43%
  慶良間・粟国諸島  37%
  久米島       31%
 大東島地方      62%
 宮古島地方      16%
 八重山地方
  石垣島地方     9%

平年より早いペースで台風が発生

平年の台風発生数

台風の発生は12日(水)の台風17号(ナンカー)以来1週間ぶりで、今月5つめの台風発生です。

2026年はかなり早いペースで台風が発生していて、7月末までの累計で平年より5つほど多くなっています。台風18号の発生の早さとしては、統計史上6番目となりました。

8月の台風発生数の平年値は5.7個と、例年最も多くの台風が発生する時期です。秋にかけては日本への接近も増える時期ですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。

また、今年は1月から8月まで毎月台風が発生している状況です。1951年からの統計で、1月から8月まで毎月台風が発生したのは1965年、2015年と今年2026年の3回のみです。
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台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風18号の名前「ソウデル(Saudel)」はミクロネシアが提案した名称で、伝説上の首長の護衛兵に由来しています。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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出典・参考
気象衛星画像:NICT 情報通信研究機構

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