台風13号が沖縄・奄美に最接近へ 奄美大島で風速34.5m/sの暴風観測 明日にかけ荒天続く

2026-08-07 05:57 ウェザーニュース

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8月7日(金)6時、大型で強い台風13号(ドルフィン)は沖永良部島の東約120kmを西北西に進んでいると推定されます。奄美大島では34.5m/sの暴風を観測しました。

沖縄本島や奄美地方は昼頃から夕方にかけて最接近となり、暴風が吹き荒れる危険な状況が続きます。暴風域が広く、20km/h前後と動きが遅いため荒天は明日8日(土)にかけて長続きする見通しで、厳重な警戒が必要です。
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▼台風13号 8月7日(金)6時推定
 中心位置   沖永良部島の東約120km
 大きさ階級  大型
 強さ階級   強い
 移動     西北西 20 km/h
 中心気圧   950 hPa
 最大風速   40 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 55 m/s

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暴風雨は長時間に及ぶおそれ

大東島地方、奄美地方と沖縄本島の一部が風速25m/s以上の暴風域に入っていて、各地で風が強まっています。暴風域の大きさは半径約260kmと東京〜大阪が覆われるサイズに相当、強風域の大きさは半径600kmと本州全体をすっぽり包むほどのサイズです。

5時40分までの最大瞬間風速は、奄美大島北東部の笠利で34.5m/s、北大東島で31.9m/s、沖縄本島の南城市・糸数で29.0m/sを観測しています。

沖縄本島や奄美地方では接近に伴って風がさらに強まり、瞬間的には50m/sを超えるような暴風が吹き荒れるおそれがあるため、厳重な警戒が必要です。

台風の暴風域が非常に大きく、動きも遅いため、明日8日(土)にかけて暴風が続く予想です。長引く影響に警戒してください。
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断続的に雨強まる 線状降水帯のおそれも

台風の周囲を取り巻く「スパイラルバンド」と呼ばれる活発な雨雲が通過したタイミングで雨が強まり、奄美大島の名瀬では1時10分までの1時間に16.0mmのやや強い雨を観測しました。

気象庁は「沖縄地方、奄美地方では、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある」との気象情報を発表しています。線状降水帯が形成された場合には非常に激しい雨が数時間継続し、想定以上の大雨となるおそれもあります。避難情報等に従い適切な行動をとるようにしてください。

浸水や土砂災害に加え、暴風雨により停電のおそれもあるため、荒天の間は安全の確保を最優先に過ごすようにしてください。

また、台風の北側を吹く東寄りの風が吹き付けることで、西日本の太平洋側でも断続的に雨が降る見込みです。九州の太平洋側を中心に雨雲が発達し、総雨量は200mmを超える可能性があるため、台風が離れていても油断はできません。
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沖縄、奄美は大しけ 太平洋側の広い範囲に高波やうねり

台風の中心周辺では10m以上の猛烈なしけになっているとみられ、沖縄から奄美の近海でも8m以上の大しけが予想されます。

また、台風から離れている本州や四国、九州の太平洋側でも波が高く、西日本の一部では5〜6mに達する見込みです。
7日(金)5時の時点で沖縄、奄美に加え九州から四国にかけての太平洋沿岸に波浪警報が発表されています。

晴れている地域でも海は高波やうねりが押し寄せ、危険な状態です。現地での指示に従い、安全を確保するようにしてください。
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

台風の暴風域に入る確率

5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)

鹿児島県(奄美地方除く)
 種子島・屋久島地方 7 %
奄美地方      100 %
沖縄本島地方
 本島北部・中南部 100 %
 慶良間・粟国諸島 100 %
 久米島      100 %
大東島地方     100 %
宮古島地方     41 %
八重山地方
 石垣島地方    17 %
 与那国島地方   5 %

8月は台風の発生が最も多い時期

平年の台風発生数

8月の台風発生数の平年値は5.7個と、例年最も多くの台風が発生する時期です。秋にかけて日本への接近も増える時期ですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。

また、今年は1月から8月まで毎月台風が発生している状況です。1951年からの統計で、1月から8月まで毎月台風が発生したのは1965年、2015年と今年2026年の3回のみです。
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台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風13号の名前「ドルフィン(Dolphin/白海豚)」は香港が提案した名称で、香港を代表する動物の一つ「白いるか」からとられています。

台風15号の名前「チャンホン(Chan-hom/ຈັນຫອມ)」はラオスが提案した名称で、香りの良い木の名前からとられています。

日本の提案した呼称はいずれも星座名が由来となっています。理由は、「中立的な」名称であること、「自然」の事物であって比較的利害関係が生じにくいこと、大気現象である台風とイメージ上の関連がある天空にあり、かつ、人々に親しまれていることが挙げられます。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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出典・参考
気象衛星画像:NICT 情報通信研究機構

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