お盆休み前半(山の日)の山の天気傾向
台風や前線の影響に注意

2026-08-06 14:10 ウェザーニュース

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お盆休み前半の8月8日(土)〜11日(火・祝)の山の天気傾向です。

山の日(11日)を含むお盆休み前半の4日間は、前線や台風周辺の湿った空気などの影響で安定した晴天にはならない見込みです。

東日本から東北では、前半は大気の状態が非常に不安定で、天気の急変に十分注意が必要です。早めの出発、到着を心がけましょう。

最新の情報をこまめに確認し、計画の変更など柔軟な対応をお願いします。
ウェザーニュース 山の天気予報

【北海道】登山は9~10日がおすすめ、後半は台風の動向に注意

北海道の人気ランキングと山頂の天気

■8日(土)
北海道地方を前線が南下します。午前中は道東で晴れ間の出る山域もありますが、雨の降る所が多い見込みです。前線通過時は雷を伴って強く降るおそれもあるため、注意が必要です。

■9日(日)
道東方面ほど前線や湿った空気の影響を受けやすく、雲が広がりやすくなります。大雪山や日高山脈も曇りや霧ですっきりしない天気となりそうです。一方、日本海側や道南の山域では高気圧に覆われて、登山日和となるでしょう。

■10日(月)~11日(火)
三陸沖を北上する台風15号の影響を受けます。

10日(月)は道東を除く多くの山域で穏やかに晴れる見込みですが、11日(火)は影響範囲が拡大し、道東や道北の山域でも曇りや雨となり、荒れた天気となるおそれがあります。最新の情報にご注意ください。
山の天気予報(北海道)

【東北】前半は天気急変に注意、後半は台風の動向に注意

東北の人気ランキングと山頂の天気

■8日(土)
大気の状態が不安定で、午後を中心に雷雨の恐れがあります。東北南部は気圧の谷の影響で比較的早い時間帯から雲や霧が発生しやすく、昼以降の雷雨の範囲も広くなりそうです。

東北北部は午前を中心に晴れ間が期待できますが、津軽や三陸の山域では湿った空気の影響を受けやすく、天気が崩れやすいでしょう。

■9日(日)
引き続き気圧の谷や上空寒気の影響で大気の状態が不安定となり、変わりやすい天気となります。午後は雷雨の可能性が高まります。早めの行動がおすすめです。

■10日(月)〜11日(火)
概ね高気圧圏内となり、広範囲での天気の崩れはない見込みです。ただし、10日(月)は気圧の谷や上空寒気の影響が残って東北南部の山域を中心に曇りや雨のところもありそうです。

また、11日(火)は台風の進路によっては太平洋側で予報が大きく悪化する可能性があります。最新の情報にご注意ください。
山の天気予報(東北)

【東日本】前半は天気急変や雷雨に警戒

北アルプスの人気ランキングと山頂の天気

■8日(土)
上空寒気の影響で大気の状態が不安定となります。日本海側の山域を中心に天気の急変や激しい雷雨に警戒が必要です。

早出早着が原則で、特に北アルプス北部では昼前など比較的早い時間帯から降り出す可能性もあるため、突然の雨への備えは確実にお願いします。

太平洋側の山域では晴れ間が期待できますが、午後はにわか雨や雷雨にご注意ください。

■9日(日)
引き続き大気の状態が不安定で、午前中は晴れ間があるものの午後は雷雨となる山域も多くなるでしょう。なるべく早い下山や、行動終了が無難です。

■10日(月)〜11日(火)
徐々に雷雨は落ち着く傾向ですが、10日(月)は太平洋側、特に奥多摩、丹沢や南アルプス南部等で午後、雷雲が発生しやすくなりそうです。日本海側は概ね登山日和となります。

11日(火)は台風の動向によっては予報が変化する可能性もあります。
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【西日本】後半ほどチャンスあり

九州の人気ランキングと山頂の天気

■8日(土)
台風13号の影響で九州太平洋側を中心に雨が降りやすくなります。稜線では風も強まり、荒れた天気に。四国山地でも曇りや雨となりそうです。

一方、近畿地方や中国地方の山域では、紀伊山地で朝のうち曇りや霧となる所があるものの、晴れる所が多くなりそうです。暑さへの対策は万全にお願いします。

■9日(日)
台風は西日本から次第に離れるものの、九州太平洋側では引き続き曇りや雨となる見込みです。その他の地域は晴れ間がありますが、大気の状態が不安定で、午後を中心に雷雨の恐れがあります。

■10日(月)〜11日(火)
九州太平洋側で雲や霧がかかりやすい状況が続く見込みです。

その他の地域では大きな天気の崩れはない予想です。ただ、午後のにわか雨や局地的な雷雨にはご注意ください。
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山での天気急変のサイン

山の天気は変わりやすく晴れている日も安心できません。登山中に次のような変化を感じたら、速やかに下山や待避の用意をしてください。

・急に涼しい風が吹き始める
・雷鳴が聞こえ始める
・モクモクとした黒い雲が近づいてくる
・沢の水かさが急に増えたり濁ってくる

落雷や急な増水で命の危険と直面することもあるため、これらを頭に入れておくことは必須です。

登山に行く際に

<情報の確認>
山へ行く前日までだけでなく、当日の朝にも必ず最新の天気予報を確認するようにしてください。その際、「大気の状態が不安定」、「山沿いを中心に天気急変に注意」などが聞かれたら、中止・延期をする判断も必要です。

<出発時間>
雷は午後に多くなるため、なるべく朝早くに出発し、山頂へは昼前までに到着できるように計画して出発するのが基本です。

<雷への対処>
避難する場所が少ない山では、両足を揃えて膝を折り、上半身は前かがみで耳を塞ぐという姿勢で雷雨の通過を待つのが正しい対処法となります。木の根元で雨宿りをするのは危険です。

<雨・寒さ対策>
急な雨に見舞われ、衣服が濡れてしまうと、体感温度が一気に下がり低体温症になる危険性があります。レインコートなどの雨具やエマージェンシーシートを持参し、濡れても乾きやすい服を着ていくようにしてください。

登山を楽しむためには、山の気象リスクを把握することも大切ですが、自分の体力・技術などに見合った山を選び、しっかりと登山計画を立てるのが重要です。

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天気のプロが届ける山岳予報〜その想いとは〜
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しんしましまさん

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