台風13号(ドルフィン)は猛烈な勢力で西進 小笠原は3日(月)から荒天警戒

2026-07-31 10:04 ウェザーニュース

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7月31日(金)9時現在、台風13号(ドルフィン)は猛烈な勢力を維持しウェーク島近海を西北西に進んでいます。

小笠原諸島では来週8月4日(火)頃に最も近づき、荒天となる見込みです。週末のうちに台風への備えを済ませてください。
▼台風13号 7月31日(金)9時
 中心位置   ウェーク島近海
 大きさ階級  //
 強さ階級   猛烈な
 移動     西北西 20 km/h
 中心気圧   910 hPa
 最大風速   55 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 80 m/s
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明後日にかけて猛烈な勢力を維持

台風13号は勢力のピークを迎えつつあります。

台風の目の再構築の影響でやや発達が抑えられたものの、引き続き海面水温が高く、風の環境が発達に適した領域を進むため、8月2日(日)にかけては猛烈な勢力を維持する見通しです。

中心付近の最大風速が60m/s、最大瞬間風速が85m/sに達し、今年の台風で最も強い勢力となることが予想されます。

2日(日)以降は海水の熱容量の低下や上空の風の影響で少し勢力を落とす見込みです。ただ、本州の南の海上は7月下旬の酷暑により海面水温が上昇しているため、弱まり方は緩やかで非常に強い勢力を維持して進むものとみられます。

小笠原諸島は中心から離れていても風雨強まるおそれ

台風は2日(日)に南鳥島近海を通過する予想となっています。台風による荒天に備え、気象庁は観測所の職員を昨日の時点で島外に退避させました。

その後はやや西寄りに進路を変えて、4日(火)に非常に強い勢力で父島など小笠原諸島に最も近づく見通しです。台風は3日(月)〜4日(火)にかけて広い暴風域を伴って接近する見通しで、中心が離れて通っても風や雨の影響が大きくなるおそれがあります。

また、波の影響はそれよりも早く、週末から出てくる予想です。週末の時間などを利用して、早めに台風対策を行ってください。

5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
 東京都
  小笠原諸島 96%
5日先以降の進路はまだ不確実性が高いため進路図には示されていませんが、その先も太平洋高気圧の縁に沿って西〜北西へ進むと考えるのが妥当とみられます。小笠原以外でも国内への影響が大きくなる可能性があるため、今後の台風情報に注意してください。
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世界各国の進路予想(要ログイン)
レーダー 風モード(ウィンドフロー)をアプリで見るレーダー 風モード(ウィンドフロー)

九州の南を通り沖縄方面に進むシナリオが多数

この図の細い線1本1本は、世界各国の気象機関が計算した数値シミュレーションの結果をあらわします。アンサンブル予報という手法による低気圧中心の計算結果で、初期値に意図的な誤差を与えることで予報の確実性などを検討する材料になります。

これらを比較すると、北西に進んだあと西寄りに進路を変え、小笠原諸島付近を西進する予測で概ね揃っていることがわかります。その後は予測のばらつきが拡大するものの、現時点では本州の南を西進して、奄美や沖縄方面に進む計算が目立つ状況です。

予報円が示される5日間よりも先の予測は誤差が大きく、シミュレーション結果に大きな不確実性があります。この誤差は日がたつにつれて縮小する見込みですので、最新の台風情報を随時ご確認ください。
最大10日先まで延長 台風進路予測Max(要ログイン)
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本格的な台風シーズンの幕開け

平年の台風発生数

台風の発生は、先週24日(金)に発生した台風12号(ノウル)以来3日ぶりで、今月5つめの台風発生です。7月の台風発生数の平年値は3.7個ですので、今年7月は平年より発生が多くなっています。

2026年はかなり早いペースで台風が発生していて、7月までの累計も平年より5つほど多い状況です。これから本格的な台風シーズンですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。

また、今年は1月から7月まで毎月台風が発生しています。1951年からの統計で、1月から7月まで毎月台風が発生したのは1965年、2015年と今年2026年の3回のみです。
ウェザーニュースPro「台風可能性 15日間予測」
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気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風13号の名前「ドルフィン(Dolphin/白海豚)」は香港が提案した名称で、香港を代表する動物の一つ「白いるか」からとられています。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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出典・参考
気象衛星画像:NICT 情報通信研究機構

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