週刊地震情報 2026.7.26
奄美大島近海の地震で震度3 過去にはM6クラスが発生

2026-07-26 10:06 ウェザーニュース

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この1週間に国内で観測された有感地震の回数は、前週に比べて若干増加しています。東日本の内陸部の地震がやや目立ちました。震度3以上の地震は1回発生しています。(7月20日〜26日10時の集計)
地震情報一覧地震情報一覧

国内:近くではM6.9の地震が起きたことも

奄美大島近海の地震

23日(木)18時22分頃、奄美大島近海を震源とするマグニチュード4.7、深さ49kmと推定される地震が発生しました。この地震で鹿児島県喜界町で最大震度3、奄美市で震度2の揺れを観測しています。

奄美大島近海を震源とする地震で震度3以上を観測するのは今年3月以来4か月ぶりです。

奄美大島近海ではフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込んでいて、今回の震源付近ではプレート境界が深さ20km前後です。震源の深さが49kmですので、プレート内部で発生した地震とみられます。

今回の震源の北東側では1995年にマグニチュード6.9の大きな地震があり、最大震度5(当時の震度階級)を観測しました。それ以外にもマグニチュード6クラスの地震は時々発生している領域です。
奄美大島近海で震度3の地震 各地の震度

国内:岩手県沖の地震活動が落ち着く

岩手県沖の地震活動

6月25日にマグニチュード7.2の地震が発生してから活動が活発になっていた岩手県沖では、18日(土)を最後に震度1以上の揺れを観測する地震が起きていません。

無感の地震の発生はまだ続いていて、活動が終わったわけではないものの、強い揺れのリスクはだいぶ小さくなってきたとみられます。

その一方で、1994年の三陸はるか沖地震の活動域の静かな状態は継続中です。こちらの活動状況に対しては引き続き注視していく必要があります。

世界:ニュージーランドでM5.7の地震

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は1回発生しています。最も大きな地震は南太平洋のバヌアツ近海で発生したマグニチュード6.0です。

今回はニュージーランドの地震に注目します。日本時間の25日(土)未明、ニュージーランドの北島を震源とするマグニチュード5.7、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。

地震の規模はそれほど大きくないものの、震源が陸域で深さが浅かったため、改正メルカリ震度階級のVII程度の強い揺れになったとみられます。地震のメカニズムは南北方向の張力軸を持つ型と解析されています。

ニュージーランド付近は太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界に位置し、地震が多い国です。今回の地震はプレート境界で起きるタイプではないものの、周辺ではマグニチュード5クラスの地震はしばしば起きています。

最近では2022年に今回の震源の東に位置するタウポ湖付近でマグニチュード5.3の地震がありました。タウポ湖は過去の火山噴火で形成されたカルデラ湖です。

出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。

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