スペイン 首都マドリード近郊の山林火災拡大 国家緊急事態を宣言
衛星画像にはっきりと写る煙
AEMET(スペイン国家気象局)は現地時間の21日(火)頃から始まった猛烈な熱波に対し警戒を呼びかけています。23日(木)には45℃に迫る気温が観測されており、一部の地域の火災リスクを「極端(extreme)」レベルに設定しました。
サハラ砂漠からの熱く乾いた空気がブロッキング高気圧によってイベリア半島に流れ込み続けていることが主な要因です。火災現場では風速20m/s前後の突風と湿度わずか約15%という極めて乾燥した状態で、延焼を加速させています。
サハラ砂漠からの熱く乾いた空気がブロッキング高気圧によってイベリア半島に流れ込み続けていることが主な要因です。火災現場では風速20m/s前後の突風と湿度わずか約15%という極めて乾燥した状態で、延焼を加速させています。
マドリード州では複数の火災が一つに合流し、同州だけで約6000ヘクタールが焼失しました。州当局はマドリード史上最悪の火災と表現しています。隣接するアビラ県でも別の山火事が約9000ヘクタールに拡大し、周辺の建物が被害を受けました。
衛星画像でも大きく広がる煙がはっきりと確認でき、火災の激しさを物語っています。
衛星画像でも大きく広がる煙がはっきりと確認でき、火災の激しさを物語っています。
しばらくはまとまった雨の可能性が低い
消防・救助要員に加え、軍の緊急ユニットや地上装備が消火活動に投入されており、空中消火機の追加派遣も要請されました。
スペイン政府は山林火災への対応としては国内初となる最高緊急レベル「作戦状況3(Situación Operativa 3)」を発動しました。複数の自治体では強制避難とともに外出を禁じる屋内退避命令も出ており、当局は引き続き状況の悪化に備えています。
ウェザーニューズの予報によると、マドリードはこの先もしばらくはまとまった降水が期待できず、来週後半は再び猛暑が予想されます。火災の拡大や新たな発生などに警戒が必要です。
ウェザーニュース 世界天気サイト
スペイン政府は山林火災への対応としては国内初となる最高緊急レベル「作戦状況3(Situación Operativa 3)」を発動しました。複数の自治体では強制避難とともに外出を禁じる屋内退避命令も出ており、当局は引き続き状況の悪化に備えています。
ウェザーニューズの予報によると、マドリードはこの先もしばらくはまとまった降水が期待できず、来週後半は再び猛暑が予想されます。火災の拡大や新たな発生などに警戒が必要です。
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