【熱中症調査2026】熱中症の平均対策費は3,299円、涼しい旅行先1位は「上高地」

2026-08-02 12:00 ウェザーニュース

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ウェザーニュースは、暑さ対策に関する意識や行動を明らかにするため、「熱中症調査2026」を実施しました。

調査では、熱中症対策にかける年間費用の全国平均は3,299円となり、対策に費用をかけない人がいる一方で、積極的に投資する人もいるなど、対策への考え方は大きく分かれました。

熱中症保険は約4人に3人が「知らない」と回答し、認知はまだ十分とは言えません。

「涼しかった観光地」では長野県の避暑地が上位を占めるなど、猛暑を乗り切るための工夫や行動にも地域ごとの特徴が見られました。

※調査期間:2026年7月4日~21日/ウェザーニュースアプリ利用者を対象に実施。調査期間中に毎日異なる設問を実施し、延べ回答数は129,496件(同一回答者による複数日の回答を含む)。

熱中症対策費は平均3,299円 費用をかける人・かけない人で二極化

「毎年、熱中症対策にかける費用は?」と質問したところ、全国平均は3,299円、中央値は2,500円という結果になりました。

最も多かった回答は「0円(費用をかけない)」の29%でした。一方で、「10,000円(上限)」を選んだ人も14%にのぼり、対策費をほとんどかけない人と積極的に投資する人に分かれる傾向が見られました。

また、「3,000円」(12%)、「5,000円」(13%)と回答した人も多く、熱中症対策に一定の費用をかけている人も少なくないことがわかりました。
都道府県別の平均金額では、島根県(5,517円)、鹿児島県(5,048円)、高知県(4,821円)が全国トップ3となりました。島根県と鹿児島県は中央値も5,000円と高く、地域全体で熱中症対策への投資意識が高いことがうかがえます。

熊本県(4,270円)、愛媛県(4,056円)、沖縄県(3,986円)も全国平均を大きく上回り、西日本や九州・四国で対策費が高い傾向となりました。

一方、平均金額が最も低かったのは青森県(2,210円)で、山口県(2,654円)、長野県(2,660円)、三重県(2,669円)、北海道(2,687円)が続きました。北海道と三重県は中央値も1,500円と全国で最も低い結果となりました。両地域は気候特性が大きく異なることから、対策費には暑さ以外の要因も影響していると考えられます。
参考 都道府県ランキング
年代別では、10代が1,875円と最も低く、全国平均の約6割にとどまりました。年代が上がるにつれて増加し、20代・30代で3,000円台に達し、50代・60代以上では3,300〜3,400円台と最も高くなりました。

年齢が上がるにつれて、熱中症対策に費用をかける傾向が強まることがうかがえる結果となりました。

熱中症保険の認知は約4人に1人 加入者は1%にとどまる

「あなたは熱中症保険を知っていますか。また、利用したことはありますか?」と質問したところ、「知らなかった」が75%と約4人に3人を占め、熱中症保険の認知はまだ十分に広がっていない実態が明らかになりました。

「知っているが加入したことはない」が23%、「知っていて現在加入している」はわずか1%、「加入したことはある(現在は非加入)」も1%未満にとどまりました。
男女別では、女性の認知率(「知っている」計)が31%と男性(23%)を8ポイント上回りました。

年代別では30代(32%)、50代(26%)、60代(26%)が比較的高く、10代(17%)が低い結果でした。現役世代・子育て世代での認知が進んでいるようです。

エリア別では九州(26%)、中国(27%)、近畿(26%)で認知率が高く、北海道(18%)、北陸(19%)、甲信(20%)が低い結果でした。

■加入者に聞く「入った理由」
「現在加入している」と回答した人のコメントでは、

「外仕事なのでお守りとして加入。PayPayの熱中症保険に毎年加入している」(東京都)、「補償期間3ヶ月で1,320円のプランで入院補償もカバー」(東京都)など、低価格・季節限定型の手軽さを評価する声が目立ちました。

「加入してから不思議と熱中症にならない(笑)」(東京都)というユニークなコメントも見られました。

また、「楽天のポイントが使えてすごく安い」(茨城県)、「ケガの保険に熱中症補償が追加された」(北海道)など、既存保険への付帯・ポイント活用で加入するケースも見られました。

■「知っているが未加入」派の本音は「対策で防げる」「コスパが悪い」
「知っているが加入していない」層からは、

「気をつけていれば大丈夫だと思っている」(和歌山県)、「通常の生活範囲なら保険まで不要」(岐阜県)、「病院に行くほどの熱中症にはならないので、安くてももったいない。健康保険で治療費はわずか」(神奈川県)など、自己管理で防げるという自信の声が多数見られました。

一方で「加入を検討しようかと思います」(東京都)と、調査をきっかけに関心を持つ声もありました。

「知らなかった」と答えた人からは、

「この調査で初めて知りました。どんな保険ですか?」(神奈川県)、「色々あるんですね」(三重県)など、認知後すぐに好奇心を示す声が複数あり、認知さえ広まれば需要拡大の余地があることがうかがえます。

涼しかった観光地1位は「上高地」 長野県の避暑地が上位を席巻

「実際に行ってみて涼しかった観光地は?」と質問したところ、1位は長野県の上高地となりました。さらにTOP10には軽井沢、美ヶ原高原、霧ヶ峰、野辺山高原と、長野県のスポットが5か所ランクインし、信州エリアの圧倒的な人気が際立つ結果となりました。

寄せられたコメントでは、「上高地は別格の涼しさ。下界との気温差に驚いた」など、高原ならではの爽やかな空気を実感する声が多く見られました。
■秋芳洞 天然の涼しさが人気
3位には山口県の秋芳洞がランクインしました。

「夏でもひんやりしていて快適」「外との気温差に驚いた」など、年間を通して気温がほぼ一定に保たれる鍾乳洞ならではの涼しさを評価するコメントが数多く寄せられました。
■奥入瀬渓流 水辺が生み出す心地よい涼感
5位に入った青森県の奥入瀬渓流には、「渓流沿いを歩くと冷たい空気が流れていて気持ちよかった」「木陰と水辺で体感がまったく違う」といった声が集まり、水辺ならではの涼しさが支持されました。
■奥日光・那須高原も上位 首都圏から人気の避暑地
栃木県の奥日光と那須高原も上位にランクインしました。

首都圏からアクセスしやすいことに加え、「市街地より気温がかなり低く過ごしやすかった」といったコメントも多く、気軽に訪れられる避暑地として高い人気を集めています。
■富士山は「真夏でも寒いくらい」
10位の富士山では、「五合目は半袖では寒いくらいだった」「山頂は真夏でも防寒具が必要だった」など、標高の高さによる大きな気温差を実感したという声が目立ちました。
「涼しかった」と評価された観光地には、標高の高さや豊かな自然、水辺、鍾乳洞といった共通点が見られました。

今年の夏も厳しい暑さが続いています。お盆休みなどでお出かけ先を検討している方は、暑さを避けながら自然を満喫できる"避暑地"を旅先の候補に加えてみてはいかがでしょうか。
熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認


写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
空は続くよ♡どこまでもさん
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-マダムさん

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