【熱中症調査2026】飲み物は「お茶」、エアコンは26℃設定が最多
暑い日の定番は「お茶」 約7割がお茶・水を選択
「暑い時によく飲むのは?」と質問したところ、「お茶」が41%で最も多く、次いで「水」が29%となりました。お茶と水を合わせると全体の約7割を占め、暑い日の定番となっていることがわかりました。
地域別では、全国11エリアのうち10エリアで「お茶」が最多となりましたが、沖縄だけは「水」(36%)が「お茶」(34%)を上回りました。また「お茶」の割合は北陸や中国で49%と特に高くなりました。
地域別では、全国11エリアのうち10エリアで「お茶」が最多となりましたが、沖縄だけは「水」(36%)が「お茶」(34%)を上回りました。また「お茶」の割合は北陸や中国で49%と特に高くなりました。
■コメントから見える"こだわり"と"落とし穴"
「お茶」派からは「麦茶はミネラル豊富だから」(愛媛県)、「常温の麦茶を飲む。冷たすぎるとお腹が冷える」(岡山県)など、栄養面や体への影響を意識したこだわりが目立ちました。
「水」派では「スポーツドリンク・経口補水液は日常的に飲むものではないと心得ている」(東京都)という声がある一方、「水だけだと猛暑日にはバテてしまうので塩分・糖分がとれる経口補水液を飲む」(神奈川県)と、使い分けを意識する声も多くなりました。
「その他」では「ビール」(神奈川県・新潟県・東京都など)という回答が複数寄せられ、暑い夏の一杯を楽しむ声もありましたが、アルコールも利尿作用があるため、熱中症対策としては逆効果になりかねない点には注意してください。
アイススラリーは認知約4人に1人 飲用経験はまだ少数派
「あなたはアイススラリーを知っていますか。また、飲んだことはありますか?」と質問したところ、「知らない」が74%で最も多く、認知はまだ十分に広がっていないことがわかりました。
「知っているが飲んだことはない」は19%、「知っていて飲んだことがある」はわずか7%にとどまりました。認知者(「知っている」計)は全体の26%と約4人に1人となりました。
※アイススラリーとは、飲料を零下1℃前後の微細な氷の粒(シャーベット状)が混在した状態にした飲み物で、体の深部体温を素早く下げる効果があるとされ、スポーツ選手や屋外作業者の熱中症対策として注目されています。
「知っているが飲んだことはない」は19%、「知っていて飲んだことがある」はわずか7%にとどまりました。認知者(「知っている」計)は全体の26%と約4人に1人となりました。
※アイススラリーとは、飲料を零下1℃前後の微細な氷の粒(シャーベット状)が混在した状態にした飲み物で、体の深部体温を素早く下げる効果があるとされ、スポーツ選手や屋外作業者の熱中症対策として注目されています。
年代別では20代の認知率が35%(飲用8%)と最も高く、次いで30代(33%、飲用11%)、40代(31%、飲用10%)と続いています。情報感度の高い現役世代に浸透しつつある一方、10代の若年層や60代以上の高齢層が「知らない」の割合が高く、認知はほとんど広まっていないことがわかりました。
男女別では、男性の飲用経験が7%と女性(5%)をやや上回りました。一方、「知っているが飲んだことはない」は女性が23%と男性(17%)より高く、女性の方が認知はしているものの実際に手が届いていないことがうかがえました。
男女別では、男性の飲用経験が7%と女性(5%)をやや上回りました。一方、「知っているが飲んだことはない」は女性が23%と男性(17%)より高く、女性の方が認知はしているものの実際に手が届いていないことがうかがえました。
■飲んだ人の評価は概ね好評「体の中から冷える感覚」
飲用経験者のコメントでは、
「シャーベット状なので液体飲料より冷たくて飲みやすい」(東京都)、「体の深部を冷やすと認識している」(愛知県)、「体の中を冷やすのに効果的。熱中症初期時にも有効」(東京都)など、体感として効果を実感する声が多く見られました。
■「知っているが飲んでいない」理由は入手困難が多数
未飲用者のコメントでは、「熱中症予防に効果的だが、身近な場所で売っているところを見たことがない」(北海道)、「飲みたいけど入手できていない」(岡山県)など、流通・入手性の課題を挙げる声が目立ちました。
また、「NHK朝ドラ『おかえりモネ』で初めて知った」(栃木県・静岡県)という声が複数あり、メディアへの露出が認知拡大のきっかけになっているケースも見られました。
「知らない」と答えた人からも「今スマホで調べました。機会があれば飲んでみたい」(兵庫県)、「深部体温を冷やす効果があると知り、自宅でも作りたい」(鹿児島県)など、認知後すぐに興味を持つ声が多く、認知さえ広まれば需要拡大の余地は大きいことがうかがえました。
ハンディファン所持率は41% 女性は過半数、使い方には課題も
「ハンディファンを持っていますか?」と質問したところ、「持っている」が41%、「持っていない」が59%でした。約4割が活用している一方、過半数はまだ所有していないことがわかりました。
男女別では女性の所持率が54%と、男性(34%)を20ポイント上回りました。女性の方が屋外の暑さ対策グッズへの意識・行動が先行していることが見られました。
男女別では女性の所持率が54%と、男性(34%)を20ポイント上回りました。女性の方が屋外の暑さ対策グッズへの意識・行動が先行していることが見られました。
年代別では10代が59%と最も高く、次いで20代(44%)、30代(43%)と続きました。若い世代ほど積極的に取り入れており、60代以上(38%)は低めでした。日常的に外出や屋外活動が多い若年層への普及が進んでいることがわかりました。
エリア別では近畿(46%)、中国(43%)が高く、北陸(35%)、四国(34%)は低い結果でした。
エリア別では近畿(46%)、中国(43%)が高く、北陸(35%)、四国(34%)は低い結果でした。
■持っているが「使わなくなった」という声も
「持っている」と答えた人のコメントからは、
「電車通勤にはとても便利」(栃木県)、「冷却プレート付きで便利」(兵庫県)、「愛犬の熱中症対策にも使っている」(宮城県)など好評な声がある一方で、
「首にかけるタイプを持っているがぬるい風なので最近あまり使っていない」(青森県)、「炎天下では余り涼しくない」(大分県)、「結構音がうるさい」(愛知県)など、実用面への不満も少なくありませんでした。
■「持ってない」派は扇子・うちわ派が多数
「持ってない」と答えた人のコメントでは、
「扇子を持ち歩いている」「うちわが一番」(大阪府)など、昔ながらのアイテムを愛用している声が多数を占めました。
「荷物になる」「手がふさがるのが嫌」という実用的な理由も目立ち、ハンディファンの形状・携行性が普及の課題になっていることがうかがえます。
エアコン設定は「26℃」が最多 25〜27℃に約3分の2が集中
エリア別では、九州を除く全エリアで「26℃」が最多となりました。北海道では「ほとんど使わない」が20%と突出して高く、地域ごとの気候やエアコンの普及状況の違いがうかがえます。
年代別では、10〜60代の大半で「26℃」が最多でした。一方、60代以上では24℃以下の低めの設定を選ぶ割合が少なく、高めの設定温度を選ぶ傾向が見られます。高齢になると暑さを感じにくくなることから、室温が上がっても気づきにくく、熱中症につながるおそれがあるため注意が必要です。
男女別では、男女ともに「26℃」が最多(男性23%、女性25%)でした。ただし女性は「27℃」が22%と男性(18%)より高く、女性の方がやや高めの設定を好む傾向が見られました。
年代別では、10〜60代の大半で「26℃」が最多でした。一方、60代以上では24℃以下の低めの設定を選ぶ割合が少なく、高めの設定温度を選ぶ傾向が見られます。高齢になると暑さを感じにくくなることから、室温が上がっても気づきにくく、熱中症につながるおそれがあるため注意が必要です。
男女別では、男女ともに「26℃」が最多(男性23%、女性25%)でした。ただし女性は「27℃」が22%と男性(18%)より高く、女性の方がやや高めの設定を好む傾向が見られました。
■設定温度だけでなく「湿度」や送風の工夫も
「28℃」と回答した人からは、「省エネと28℃設定で快適」(京都府)、「28℃設定でサーキュレーターや扇風機を併用することで温度を均一にしている」(長野県・埼玉県)といった声が寄せられました。
一方、「26〜27℃」と回答した人からは、「身体が冷えすぎないよう除湿機能を使っている」(神奈川県)、「サーキュレーターと扇風機を併用して節電しながら涼しくしている」(千葉県・兵庫県)など、設定温度だけでなく、湿度の調整や空気の循環を組み合わせて快適性と省エネを両立させる工夫も多く見られました。
「ほとんど使わない」の理由では、「エアコンがありません」(茨城県・静岡県・北海道・鹿児島県など)という機器未保有の声が目立ちました。猛暑が続く中でもエアコンを持たない・使わない世帯が一定数存在することも、調査から見えてきました。
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