関東甲信・東海が梅雨明け 昨年より半月以上遅い夏の到来 気象庁発表

2026-07-20 11:06 ウェザーニュース

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今日7月20日(月)、気象庁と地方気象台は、関東甲信地方と東海地方が「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

関東甲信地方は平年より1日遅く、昨年より22日遅い梅雨明けとなりました。東海地方も平年より1日遅く、昨年より23日遅い梅雨明けです。梅雨の期間はいずれも43日間でした(速報値)
今日・明日〜2週間先までの週間天気予報今日・明日〜2週間先までの週間天気予報

昨年より3週間程度遅い梅雨明け

三連休最終日の今日20日(月)・海の日は、関東甲信や東海では朝から広く日差しが届いています。日中は気温がグングン上昇し、昼過ぎには最高気温が35℃以上の猛暑日となる地点が続出する見込みです。

気象庁は、今後のこの先1週間程度の天気予報を考慮して、梅雨明けの発表を判断しました。

▼気象庁の発表
関東甲信地方の梅雨明け 気象庁発表
 平年差階級:平年並
 平年より1日遅く、昨年より22日遅い

東海地方の梅雨明け 名古屋地方気象台発表
 平年差階級:平年並
 平年より1日遅く、昨年より23日遅い

・梅雨入り/梅雨明けには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
・春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合があります。
各地の梅雨入り 梅雨明け

梅雨の期間は平年並みに

梅雨の期間は43日間で、平年並みとなりました。一方、梅雨前線や低気圧に加え、台風の影響でまとまった雨が降った地域もあり、降水量は平年を上回ったところがあります。梅雨期間降水量は、東京では平年よりも約2割多く、多いところでは平年の2倍以上の雨となりました。

今年の梅雨は、梅雨前線が長期間停滞して弱い雨が降り続いたというよりも、前線上を低気圧が周期的に通過したほか、台風の影響も加わり、まとまった雨が降るタイミングがありました。雨の降り方にはメリハリがあり、梅雨の期間全体で見ると、短い期間に降水量が増えた地域もあったといえそうです。
梅雨期間降水量(6月7日から7月19日まで)
降水量平年値平年比
水戸300.0 mm212.8 mm141%
宇都宮271.0 mm290.0 mm93%
前橋379.5 mm253.4 mm150%
熊谷389.0 mm237.8 mm164%
銚子488.5 mm236.8 mm206%
千葉297.5 mm226.1 mm132%
東京299.0 mm253.0 mm118%
横浜355.0 mm286.9 mm124%
甲府188.5 mm195.1 mm97%
長野101.5 mm194.2 mm52%
高山229.0 mm342.0 mm67%
岐阜485.5 mm395.3 mm123%
名古屋367.5 mm305.0 mm120%
478.5 mm291.3 mm164%
伊良湖327.0 mm267.9 mm122%
浜松364.0 mm347.3 mm105%
静岡491.0 mm442.9 mm111%
尾鷲656.5 mm610.0 mm108%

蒸し暑さ続く 熱中症対策しっかり

関東甲信や東海は、今週は日差しの届く所が多くなる見込みです。湿度も高く、気温以上に蒸し暑く感じられそうです。

関東甲信では、週中頃までは晴れるところが多いものの、週後半は梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多くなる見込みです。梅雨前線の位置によって予報が変わる可能性があるため、今後の最新の気象情報をご確認ください。

東海では35℃以上の猛暑日が続き、週の半ばには40℃近くまで気温が上がる所もある予想です。熱中症に厳重な警戒が必要なほか、農作物や家畜の管理にも注意してください。

日差しが届いても午後は山沿いや内陸部を中心に大気の状態が不安定となり、局地的な激しい雨や雷雨となる可能性があります。お出かけの際は最新の情報をこまめに確認すると安心です。
今日・明日〜2週間先までの週間天気予報今日・明日〜2週間先までの週間天気予報

各地の梅雨入り日(速報値)

各地の梅雨入り
2026年昨年平年
沖縄5月4日頃5月5日頃5月10日頃
奄美5月3日頃5月5日頃5月12日頃
九州南部6月1日頃5月16日頃5月30日頃
九州北部
(山口県を含む)
6月4日頃5月16日頃6月4日頃
四国6月2日頃5月17日頃6月5日頃
中国6月4日頃5月16日頃6月6日頃
近畿6月4日頃5月17日頃6月6日頃
東海6月7日頃5月17日頃6月6日頃
関東甲信6月7日頃5月22日頃6月7日頃
北陸6月20日頃5月22日頃6月11日頃
東北南部6月20日頃6月23日頃6月12日頃
東北北部6月21日頃6月23日頃6月15日頃

各地の梅雨入り 梅雨明け

各地の梅雨明けは

平年であれば、北陸、東北では7月下旬に梅雨明けの時期を迎えます。

ウェザーニュースによる今年の梅雨の見通しでは、梅雨明けは全国的に平年並と予想しています。
各地域の梅雨明け
2026年
(◊は予想)
昨年平年
沖縄6月29日頃6月7日頃6月21日頃
奄美7月1日頃6月9日頃6月29日頃
九州南部7月13日頃6月27日頃7月15日頃
九州北部
(山口県を含む)
7月8日頃6月27日頃7月19日頃
四国7月12日頃6月27日頃7月17日頃
中国7月8日頃6月27日頃7月19日頃
近畿7月8日頃6月27日頃7月19日頃
東海7月20日頃6月27日頃7月19日頃
関東甲信7月20日頃6月28日頃7月19日頃
北陸7月下旬⬫6月29日頃7月23日頃
東北南部7月下旬⬫7月18日頃7月24日頃
東北北部7月下旬⬫7月18日頃7月28日頃
※ウェザーニュースによる独自予想
各地の梅雨入り 梅雨明け

梅雨の時期に関する最新の予報は、ウェザーニュースの長期見解のページで随時更新しています。
長期予報 この先3か月の天候見解

梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値 秋に見直されることも

梅雨は大雨による災害が発生しやすい時期であり社会的関心が高いことから、気象庁では現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに、速報的に「梅雨入り」「梅雨明け」の発表を行っています。

あくまで予報を用いた速報であるため、平年値等の統計に用いられる確定値は、実際の天候経過を考慮して秋になってから更新されることがあります。

2022年には梅雨入り・梅雨明けの期日が秋になってから大幅に見直され、20日間以上もの大修正となった地域もありました。
関連記事「2022年 関東などの梅雨明けが1か月遅く修正 気象庁が過去にない大幅見直し」
梅雨入り・梅雨明けの発表で用いられる地域区分
沖縄地方沖縄県
奄美地方鹿児島県(奄美市、大島郡、十島村)
九州南部宮崎県、鹿児島県(薩摩地方、大隅地方、種子島・屋久島地方)
九州北部地方山口県、福岡県、大分県、佐賀県、長崎県、熊本県
四国地方香川県、愛媛県、徳島県、高知県
中国地方鳥取県、島根県、岡山県、広島県
近畿地方京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県
東海地方静岡県、岐阜県、三重県、愛知県
関東甲信地方東京都、栃木県、群馬県、埼玉県、茨城県、千葉県、神奈川県、長野県、山梨県
北陸地方新潟県、富山県、石川県、福井県
東北南部山形県、宮城県、福島県
東北北部青森県、秋田県、岩手県

※北海道は梅雨前線の影響が明瞭にならないため、気象庁は発表対象外としています。
長期予報 この先3か月の天候見解

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) たぁぼー3号さん

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