大型で非常に強い台風9号 沖縄は明日から波の影響が始まる 早めの備えを

2026-07-07 16:16 ウェザーニュース

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7月7日(火)15時現在、大型で非常に強い勢力の台風9号(バービー)はフィリピンの東の海上を西進しています。

中心はまだ離れた所にありますが、沖縄では明日8日(水)から徐々に波の影響が出始める予想です。

週後半には勢力を保って先島諸島付近を通過する可能性が高いため、早めに荒天への備えを行ってください。
▼台風9号 7月7日(火) 15時
 中心位置   フィリピンの東
 大きさ階級  大型
 強さ階級   非常に強い
 移動     西 25 km/h
 中心気圧   935 hPa
 最大風速   50 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 70 m/s
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大東島は明日の夜からしけに 本島や宮古島も徐々に波が高く

台風9号は引き続き海水温の高い領域を進んでいて、勢力を保っています。明日8日(水)は一時的に発達し、中心気圧が925hPaになる予想です。

沖縄からはまだ離れた所にありますが、明日は徐々に波の影響が出始めるとみています。沖縄の中で最も台風に近い大東島では、明日の昼頃には波高が3mを超え始め、夜には4m以上のしけとなる見込みです。沖縄本島や宮古島も、午後は2m〜3mに達するとみられます。

9日(木)にはうねりも強まり広範囲でしけとなるため、船舶の固定や避難は今日中か、明日の午前までに済ませてください。

明日の午後以降は進路を徐々に北寄りに変え、10日(金)〜11日(土)に「非常に強い」勢力で沖縄県の先島諸島方面に進む見通しです。今回の台風9号は予報円の大きさが小さいことが特徴ですが、これは台風の強さや大きさを表しているのではなく、予報の信頼度が高いことを示しています。具体的には、5段階のうち最も確実性が高い「A」ランクに相当します。

このことから、沖縄の先島諸島には台風接近の可能性がかなり高まっていると考えられます。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像

10日(金)〜11日(土)は先島諸島を中心に大荒れに

台風の接近に伴い、風も段々と強くなります。10日(金)朝の時点で、台風の進路に近い先島諸島では平均風速が20m/sを超える予想です。最接近となる11日(金)の朝にかけてはさらに強まり、平均で30m/s、瞬間的には50m/sを超える暴風が吹き荒れるおそれがあります。

また、先島諸島では大雨による災害の危険性も高くなる予想です。10日(金)の朝から11日(土)の朝までに予想される総降水量は、200〜300mmに達するとみています。早めの台風対策を心がけ、10日(金)〜11日(土)は安全な場所でお過ごしください。

また、非常に強い勢力を保って接近してくることから、影響は先島諸島だけに留まらず、沖縄本島や鹿児島県の奄美地方など広範囲に及ぶ見通しです。飛ばされやすいものは早めに屋内へ仕舞ってください。停電が発生する可能性もあるため、電気がなくても涼しく過ごせるような対策をしておくと良さそうです。
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台風の暴風域に入る確率

5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
鹿児島県
 奄美地方                 1 %
沖縄本島地方               
 本島北部・中南部(慶良間・粟国諸島除く)  11 %
 慶良間・粟国諸島             16 %
 久米島                  26 %
宮古島地方                 96 %
八重山地方               
 石垣島地方                99 %
 与那国島地方               96 %

本格的な台風シーズンの幕開け

平年の台風発生数

7月の台風発生数の平年値は3.7個で、一気に発生数が増える時期であることがわかります。本格的な台風シーズンの幕開けですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。

なお今年は1月から7月まで毎月台風が発生しています。1951年からの統計で、1月から7月まで毎月台風が発生したのは1965年、2015年と今年2026年の3回のみです。
ウェザーニュースPro「台風可能性 15日間予測」
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気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風9号の名前「バービー(Bavi)」はベトナムが提案した名称で、ベトナム北部の山の名前からとられています。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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