ベネズエラでM7.5とM7.2のダブレット地震 大きな被害も全貌は見えず

2026-06-26 11:23 ウェザーニュース

シェアする
x_shareline_share
copy_share
シェアする
x_shareline_share
copy_share
ベネズエラ北部では現地時間の24日(水)午後6時頃(日本時間25日朝)、マグニチュード7.5とマグニチュード7.2の強い地震が連続して発生しました。首都カラカスを含む広い範囲で建物倒壊が相次ぎ、被害の全貌はまだはっきりとしない状況です。

プレート境界で二度の大地震が連続発生

現地時間24日(水)午後6時4分(日本時間25日(木)午前7時4分)頃、ベネズエラ北部のカラボボ州モロン付近を震源としたマグニチュード7.2の地震が発生し、1分も経たないうちにより強いマグニチュード7.5の地震が連続して襲いました。こうした地震は「ダブレット地震」と呼ばれます。

米国地質調査所(USGS)によると、このエリアでのマグニチュード7.5以上の地震は1900年以来で、首都カラカスで大きな被害をもたらした1967年のカラカス地震を大きく上回る規模です。

ベネズエラ北部は、カリブ海プレートと南米プレートの境界にあたる地域です。それぞれのプレートが横にズレるトランスフォーム型の境界で、横ずれ型の地震を引き起こします。今回の地震のメカニズムも横ずれ型です。
ベネズエラ周辺の地震の状況をアプリで見るベネズエラ周辺の地震の状況

首都カラカスで建物倒壊 インフラにも多大な影響

多数の死者や負傷者が報告されているものの、建物の倒壊が各地で発生していて、依然として被害の全貌はわかっていない状況です。

被害は首都カラカスと沿岸のラ・グアイラ州に集中しており、同州は災害地域に指定されました。多くの高層ビルや建物が倒壊・大破し、ベネズエラの玄関口であるシモン・ボリバル国際空港をはじめとしたインフラも大きな影響を受けています。

沿岸部が震源の地震だったことからベネズエラの2大港にも被害が及んでいるとみられ、同国の海運や物流への影響も懸念されます。

週末以降は雨が降りやすくなる予想

現時点で余震活動はそれほど活発ではないものの、油断のできない状況です。ベネズエラ政府は非常事態を宣言し、救助隊の派遣と被害実態の把握を急いでいます。市民に対しては倒壊建物への接近を避け、強い揺れに十分な警戒を呼びかけています。

また、週末以降は大西洋から流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、雨の降りやすい天気となる見込みです。建物の被害が大きかったため、避難住民への影響が心配されます。
ウェザーニュース 世界天気サイト

出典・参考
現地写真:EPA=時事
シェアする
x_shareline_share
copy_share

お天気ニュース

各エリアの天気予報

アクセスランキング

アメダスランキング

気温

降水量

湿度

  • 順位

    地点

    観測値

    ()

    ()

    ()

    ()

    ()

    ()

お天気ニュース

ウェザーニュース公式SNS
  • https://gvs.weathernews.jp/onebox/img/sns_facebook.svg
  • https://gvs.weathernews.jp/onebox/img/sns_x.svg
  • https://gvs.weathernews.jp/onebox/img/sns_line.svg
  • https://gvs.weathernews.jp/onebox/img/sns_youtube.svg
  • https://gvs.weathernews.jp/onebox/img/sns_insta.webp
  • https://gvs.weathernews.jp/onebox/img/sns_tiktok.svg