岩手県沖M7.2で最大震度6強 昨年末から東北の沖で強い地震続く

2026-06-25 10:34 ウェザーニュース

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今日25日(木)の朝、岩手県沖を震源とするM7.2(速報値のM6.9から更新)の地震が発生し、最大震度6強を観測しました。東北の沖では昨年末の青森県東方沖M7.5、今年4月の三陸沖M7.7と大きな地震が続いています。

国内で震度6強以上は昨年12月の青森県東方沖の地震以来

6月25日(木)7時30分頃、岩手県沖を震源とするマグニチュード7.2、深さ44kmと推定される地震が発生しました。速報値ではマグニチュード6.9と発表されましたが、その後の精査で変更されています。

この地震で青森県階上町で最大震度6強、八戸市で震度6弱、青森県三戸町、岩手県盛岡市、二戸市、八幡平市、軽米町、普代村で震度5強を観測。そのほか、北海道から関東の広い範囲で震度3以上の揺れを観測しています。

国内で最大震度6強以上の揺れを記録するのは昨年12月8日の青森県東方沖の地震以来。岩手県沖を震源とする最大震度6強以上の地震は1919年以降の統計で初めてです。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。

太平洋プレートが陸のプレートに沈み込む境界もしくはその付近で起きたと考えられます。
岩手県沖で震度6強の地震 各地の震度

北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表はなし

今回の震源は千島海溝・日本海溝沿いの巨大地震の想定震源域及び想定震源域に影響を与える外側のエリアにあたります。

「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の発表基準に達するかどうか気象庁で精査した結果、発表には至らないと評価されました。

屋内で物が散乱するなどの被害

ウェザーニュースアプリ利用者からの地震の影響報告によると、揺れが強かった青森県三八上北地方や岩手県の広い範囲、宮城県を中心に「物が落ちた」との回答が多く、「エレベータ停止」の回答も届きました。

「建物に被害」の報告はほとんどないものの、「家具が倒れた」の回答はあり、室内ではかなりの影響があったとみられ、キッチンで食器などが散乱している様子の写真も届いています。

昨年12月以降、3回目のM7クラス

東北の太平洋側では昨年から大きな地震が相次いで発生しています。

昨年12月8日には青森県東方沖でマグニチュード7.5の地震が発生して最大震度6強を観測。今年の4月20日には三陸沖でマグニチュード7.7の地震が発生して、最大震度5強を観測しました。

今回の震源はその2つの地震活動の間にあたります。1994年に起きた「三陸はるか沖地震」の震源域の西端の領域です。

「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は発表されていないものの、大きな地震が度々発生しているエリアですので、いつ強い揺れに見舞われてもおかしくありません。目先、2〜3日程度は同規模の地震の発生する可能性が高まるとみられるため、引き続き注意をしてください。
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